兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

龍野高校の体質について(その14)

[ 2011/08/23 09:06 ]
 2011年8月19日付朝日新聞「特派員メモ」は、吉岡桂子記者の
「中国では作れぬ展示館」という一文を掲載しています。
 このなかで、福島県白河市にあるJR東日本「事故の歴史展示館」
を見学した中国鉄道省関係者の多くが
「これは中国では作れないな」
と同じ感想をもらした、というエピソードを紹介しています。
 そのうえで、
「事故の原因を詳細に分析すれば責任の所在が明らかになる。
そんなことは中国では難しいということらしい」
と指摘しています。

 これはなにも中国に限ったことではありません。
 龍野高校もまったく同じです。
 リサさんの事故について石原元秀校長(当時、現・岡山白陵中高校長)は
調査も検証もしていません。
 石原氏がしたことといえば、
「学校管理下で発生した事故ではあるが、しかし学校には責任はない」
という、非常に理解に苦しむ主張を繰り返し、事実ではないことを捏造して
あちこちで吹聴し、リサさんとご両親の名誉を毀損しただけです。
 保護者に説明もせず、再発防止策も策定していません。
 にもかかわらず兵庫県は「石原氏は誠心誠意対応した」と評価し、
教育功労者として表彰しました。
 まさに「学校の常識は世間の非常識」としかいいようがありません。

 池田純人・龍野高校長に伺います。
 10年9月、複数の運動部員が練習中に熱中症を発症し医師の診察を受けた、
という事実を把握していらっしゃいますか?
 しかも危険な状況にあった当該生徒を発見し、病院に搬送したのは保護者で、
顧問教諭はその事実を知らなかった、という由々しき状況について、
ご存じでいらっしゃいますか?
 清重安男・前校長(現・白陵中高校講師)からは安全対策について、
どのような引き継ぎがあったのでしょうか?
 それとも龍野高校には安全対策などない、のでしょうか?

 わたくしは文部科学省初等中等教育局、およびスポーツ・青少年局の
担当官から、
「学校には安全配慮義務がある。これが大前提である」
との言質を、個別に明確に得ています。
 つまり文科省の公式見解です。
 この事実をふまえて。

 当ブログ10年8月16日付記事でも指摘いたしましたが、
龍野高校学校保健委員会は、生徒たちの健康と安全について「自己責任論」
を主張しています。
 こうした姿勢は、文科省が明示しているガイドラインを逸脱するもの、
とはお考えにはなりませんか?
 龍野高校はだれを、なにを守ろうとしているのでしょうか?

 前述の吉岡記者のコラムは、
「事故の防止は失敗を幅広く共有することから始まる。
いつか、中国でも日本人が学べる展示館を見せてほしい」
という一文で締めくくられています。
 これについて、どのようなご感想をお持ちでしょうか?

 ご多用中恐縮ですが、当ブログまでお考えをお知らせください。
 何卒よろしくお願いいたします。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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