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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

龍野高校の対応を検証する(その13)

[ 2022/12/20 01:21 ]
 神戸新聞は2022年12月8日付紙面で

 兵庫県の三木市立緑が丘中学校で転落死した男子生徒の
遺族に対する賠償を市に命じた神戸地裁判決を巡り、三木市は7日、
控訴を断念する方針を固めた。控訴するための議案を市議会に提出
していたが同日否決され、仲田一彦市長は「議会の判断を重く
受け止め、真摯に対応していく」と述べた。控訴期限は14日。
 事故は14年1月、北芝隆晴さん=当時(12)=が体育の授業で
持久走をした後に発生。4階教室の窓から転落して亡くなった。
地裁判決では、インフルエンザによる高熱で異常行動を起こしたと
認定。異変が見られた北芝さんを養護教諭に引き渡さなかった
体育教諭の過失を認め、市に計約2070万円の支払いを命じた。
 市は、控訴を提起する議案と仮執行停止の申し立て費用を計上した
追加の補正予算案を提出したが、市議会は反対多数で否決した。
 反対した市議の1人は「司法の判断を尊重した。裁判を続けると、
ご遺族にさらに負担がかかる。教育現場の体制を整えていくのが
市の役目だ」と説明した。
 北芝さんの母嘉代子さんは「今後、教育現場の意識がどのように
変わっていくのかが大切だと思う。救えるはずの命が救われるように
なってほしい。自分も次に何ができるのか考えていきたい」と話した。

と報じました。

 三木市議会の英断に敬意を表します。

 一方、兵庫県議会は龍野高女子テニス部事故に関する裁判において、
井戸敏三知事(当時)の方針を追認するにとどまりました。
兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト 2015年02月 (fc2.com)

 すなわち兵庫県議会には、三木市議会とは異なり
「裁判を続けると、ご家族にさらに負担がかかる」
という県民の心情に寄り添う気持ちもなく、
「教育現場の体制を整えていくのが学校設置者である県の役目」
という視点が決定的に欠けていた、と指摘せざるを得ません。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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