fc2ブログ

兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

龍野高校の対応を検証する(その8)

[ 2020/11/13 09:25 ]
 神戸地検伊丹支部は2020年11月2日、宝塚市立長尾中柔道部の
練習中に男子部員2人に柔道技をかけ、背骨を折るなど重傷を負わせた
として同部顧問の男性教諭を傷害罪で起訴しました。

 これについて四宮章夫弁護士(大阪弁護士会)は
「体罰をする教員はもちろん、それを容認する学校は、自分たちが
特別な立場にあることを忘れているのではないか。
 商売で客に暴力を振るえば客が離れるが、教員であれば、子どもは
簡単に離れることはできない。学校や教員が『傷付けられる痛み』に
気付かなくなっているかもしれない」
と指摘しています。(20年11月11日付神戸新聞)

 暴力を教育現場から排除すべきであることは論を俟ちませんが、
暴言も同様です。
 「傷付けられる痛み」に対しては、常に感度を研ぎ澄ましておくべきです。
 そして学校とは、子どもたちが心身ともに健康に成長することを
目的として設置されているわけですから、学校設置者および教職員は、
保護者と協力して所期の目的を達成すべく努めるのは当然の職責であり、
その関係は対等です。
 この大原則を忘れて生徒と保護者の権利を侵害し、名誉を毀損し、
謝罪もしないまま放置しているのが龍野高校と兵庫県教育委員会です。

 リサさんが事故に遭った経緯について調査もせず、説明もしなかった
石原元秀・元校長が、保護者と面談した際にも
「お父さん、おかしいよ!」
と一方的に怒鳴りつけて対話に応じなかったこと。
 ならば、と電話をかけても石原氏が一方的に通話を打ち切ったことが、
「一度や二度ではなかった」こと。
 石原氏がPTA役員らに事実ではないことを吹聴して、生徒と保護者に
深刻な風評被害を与えたことは、当ブログでも繰り返し取りあげてきました。

 これら諸問題については大阪高裁が事実認定し、最高裁も
大阪高裁判決を支持しています。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201502-8.html

 しかし清重安男・元校長ら後任者が、石原氏の言動について
精査することもなく、保護者との接点を持とうとせず、きわめて無責任な
対応に終始していることは、さらに問題であると指摘せざるを得ません。

 そして兵庫県教委に至っては、裁判において
「龍野高は事故について調査していないが、保護者がすでに調査を
しているので、同高があえて調査する必要はない」
と、驚くべき主張を展開しました。
 これを今日に至るまで訂正することなく、同高の歴代校長に指導して
いるのかどうかも不明なまま、生徒と保護者に説明も謝罪もないまま
放置している、という実態があります。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201802-1.html

 兵庫県教委は学校教育や社会教育を通じて人権教育を推進する
立場にあります。
 だからこそ「自らの人権意識は、いかなるものなのか?」を検証し、
反省すべき点は反省し、改めるべき事柄は改めるべきではないでしょうか?
スポンサーサイト



コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

最新トラックバック
月別アーカイブ