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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

龍野高校の対応を検証する(その6)

[ 2020/03/31 08:10 ]
 リサさんの両親は、兵庫県教育委員会が北峯照之・龍野高校長に送った
文書を開示請求によって入手し、その内容に仰天した、と証言しています。

 2004年1月。
 龍野高では、当時1年生の男子生徒が体育の授業中、マラソン大会に
向けての長距離走で倒れ、不幸にして亡くなるという事故がありました。
 わたしが、亡くなった男子生徒の父親に話を聞いたところ、
「授業中に発生した事故であるから、独立行政法人・日本スポーツ振興センター
が運営している災害共済給付制度が適用され、死亡見舞金は受け取った。
 その後、『死亡見舞金を使って自宅マンションを購入した』
など、まったく事実ではない風評被害に見舞われた。
 事故に関して調査せず、したがって原因は不明なままで、再発防止策も
策定しない龍野高の対応には納得がいかず、損害賠償請求訴訟の提訴も
考えたが、息子にはきょうだいもいる。
 提訴した場合、子どもにまで地域住民らからさらなる暴言を浴びせられる
のではないか、という危惧もあって提訴は見送らざるを得なかった」
と、苦渋に満ちた胸中を吐露してくれました。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201005-12.html

 兵庫県教委は北峯校長に、この遺族にも接触するよう指示していました。
 こうした経緯に鑑みれば、
「龍野高と兵庫県は不幸な事故に巻き込まれた生徒や保護者に寄り添っている」
という、実体のないアリバイ工作に血道を上げている、としか判断できません。

 そして兵庫県教委は19年12月10日、
「令和元年度 兵庫県教育功労者表彰(知事表彰)について」
という文書を発表し、北峯照之・龍野高校長を県教育功労者として表彰する
ことを明らかにしました。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~board-bo/kisya31/3112/311210kyosyoku.pdf

 その趣旨は
「県下教育の振興に貢献し、その行為が広く県民の模範となるべき人々を
表彰し、その功績に報いるとともに本県教育の発展に資することを目的と
した表彰(知事表彰)である」
ということです。

 これまで縷々述べてきたように、北峯氏はリサさんの両親に接触しないよう
教職員に指示しました。
 すなわち生徒と保護者に対する誠実対応義務を果たしていません。

 19年5月24日に開催された「職員研修会」について、北峯氏が保護者に
対して説明した内容と、教職員に対して説明した内容が食い違っていました。
 すなわち二枚舌を使い分けた、とのそしりを免れません。
 
 北峯氏が、リサさんの「卒業」に関して両親に伝えた内容について、
保護者が兵庫県教委に問い合わせたところ、「法的根拠はない」と県教委職員が
明確に否定しているにもかかわらず、北峯氏は説明責任を果たさないまま、
保護者からの質問も黙殺しています。
 すなわち今年度末で定年を迎える身であるから、時間を稼いでやり過ごそう、
というきわめて卑怯な態度がうかがえます。

 こうした行為が「広く県民の模範となる」と言い切る兵庫県教委には、
言葉を失います。


(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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