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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

19年度第2回日体大研修会(その2)

[ 2019/11/16 20:11 ]
 金澤さんは1年生の夏合宿で事故に遭いましたが、監督が即座に
部員たちに事情聴取して、故意ではなかったことを確認するなど
事故の全容解明に努めました。
 長期入院を余儀なくされ、リハビリに励む日々でしたが、同校の
教職員が授業の様子を撮影したDVDを持参し、これを見ることで
出席扱いとし、定期テストも病室で受けることで休学せずにすみ、
同期生といっしょに進級することもできました。

 金澤さんは
「先生たちがぼくの意向を尊重してくれたから、モチベーションを
高く保てた。もう一度グラウンドに戻る!と確固たる信念をもって、
リハビリに取り組むことができた」
と振り返っています。
 そしてチームメイトが励ましてくれ、手助けしてくれたことを紹介し
「ひとりではできないことも、人の力を借りればいろいろできるようになる、
と実感した」
と述べました。

 3年生になる際、同期生が全員一致で金澤さんを主将に選出しました。
 グラウンドに立つことはできませんが、プレーを見て分析し、これを
メンバーに伝えることでチームの勝利に貢献できると確信したのは、
大阪府予選を勝ち抜いて花園ラグビー場で行われる全国大会に
出場したときだった、といい
「全国制覇は果たせなかったが、ぼく自身成長できたし、可能性が広がった
と思っている」
と振り返りました。

 金澤さんの車椅子には
「JOSHO FAMILY ARE SUPPORTING KOUKI KANAZAWA」
と記載されたステッカーがあり、
「金澤功貴君を支援する会」の代表は同高ラグビー部の野上友一監督です。

 現在は摂南大学4年生ですが、ラグビー部員でもあります。
http://setsunan-rugby.com/team/部員・スタッフ-紹介/4回生/

 将来は高校教諭になるという夢があり、19年6月には母校で教育実習も
行いましたが、その際も設備面での不備は感じなかった、ということで
「常翔学園の配慮には感謝しているし、部員には保険加入を勧めるなど、
事故を教訓として活かそうとしている」
と述べました。
 そのうえで、
「スポーツ事故は起こりうることであり、予防策を講じることが大事。
それでも事故が起きたときは当事者と向き合い対話し、当事者の意志と
ともに歩んでほしい」
と学生たちに要望しました。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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