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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

仙台高裁、岩手県立高教諭の暴力を厳しく指弾

[ 2019/02/06 08:46 ]

 2019年2月2日付河北新報は

 岩手県立盛岡一高の元バレーボール部員の男性(27)が在学中、
元部顧問の40代男性教諭からの暴力や暴言で心的外傷後ストレス
障害(PTSD)になったとして、教諭と県に計約200万円の損害賠償を
求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は1日、県に20万円の支払い
を命じた一審盛岡地裁判決を変更、慰謝料を増額し、県に40万円の
賠償を命じた。
 小川浩裁判長は教諭が部活動中、男性に平手打ちした事実や
「お前のような人間が社会を駄目にする」などと言い放った事実を
新たに認定。体罰や男性の人格を否定するような言動は
「教員の裁量の範囲を超えて違法」と判断した。
 教諭が一審での尋問で「平手打ちは『びんた』と異なり暴力ではない」
などと供述した点も「詭弁だ」と指弾したが、暴力や暴言とPTSDの
罹患との因果関係は認めなかった。
 判決後に仙台市内で記者会見した男性の父親は、同じ教諭が指導した
不来方高の男子生徒が昨年7月に自殺したことに触れ、「息子も自殺と
紙一重の状況だった。学校がまともな調査をしていれば、男子生徒が
死ぬことはなかった」と学校側の対応を批判した。(後略)

と報じています。

 上記記事にあるように、ひとりの教諭が盛岡一高と不来方高で
生徒に対する暴力と暴言を繰り返し、生徒にPTSDを発症させ、
ついには生徒を自死に追い込んだりしていたのです。
 この教諭の言動は看過できませんが、残念ながらほかにも同様の
例があります。

 09年8月22日、大分県立竹田高剣道部の練習中に工藤剣太さん
(当時2年)を熱中症による多臓器不全で死亡させた坂本忠文・元教諭は、
前任校の大分舞鶴高でも剣道部員に重傷を負わせたことが
明らかになっています。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201606-2.html

 つまり暴力と暴言を、自らの「指導メソッド」と勘違いしてしまって
いる教員は全国各地にいる、ということです。
 しかも本人が反省しないままなのはもちろんのこと、懲戒処分も
受けないまま野放しにされているという、恐るべき現実があります。

 剣太さんの母・奈美さんは
「教諭と生徒という絶対的な力関係のもと、なにも抵抗できない部員
への暴力や暴言が繰り返されていることが明らかになりました。
 これは顧問教諭による『部活動の私物化』にすぎず、強い憤りを覚えます。
 部活動は学校教育活動の一環であり、生徒たちの健全な成長の
ためのもので、指導者が名声を得るためのものではありません。
 厳しい指導と暴力は別もの。『平手打ち』も『ビンタ』も同じ暴力です。
 自身の指導力不足を生徒のせいにして、暴力や暴言でいうことを
きかせるというのは、もはや部活動とは言えません」
と厳しく批判しています。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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