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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

全国学校事故・事件を語る会、シンポジウムを開催

[ 2018/06/05 09:09 ]
 2018年6月3日、「全国学校事故・事件を語る会」
(代表世話人・内海千春氏、宮脇勝哉氏)が、神戸市でシンポジウム
「被害者・遺族が望む現場対応(学校・教委・調査委員会)=現状と課題=」
を開催しました。

 冒頭、宮脇氏が1999年7月27日、兵庫県川西市立中1年生だった
長男・健斗くんがラグビー部の練習中に顧問教諭(当時)の不適切な
指導によって熱中症を発症し、翌日多臓器不全によって死亡した事故と、
学校および同市教委の事後対応について基調報告を行いました。

 当初市教委の幹部は顧問教諭だけに事情聴取を行い、その結果をA3用紙
4枚にまとめて保護者への報告をすませようとしていました。
 しかし「これではとても納得できない」という遺族の声を聞いた学校関係者が、
この意向を校長に伝え、翌日以降ラグビー部員や、事故当日グラウンドにいた
陸上部員やサッカー部員らにも教員らが手分けして事情を聞いた結果、
顧問教諭の説明との矛盾点が浮き彫りになっていった経緯を明らかにしました。

 宮脇氏は
「夏休み中で授業期間ではなく、しかし教職員は出勤しているという状況だった
ことが幸いした。このため『我が子の身に何が起こったのか?事実を知りたい』
という事件・事故被害者の保護者に共通する願いは、わたしの場合は比較的
かなえられたように思う」
としたうえで、自らが小学校教員だった経験を踏まえて
「重大事故が発生したら、授業期間であっても1週間くらい休校にすべきだ。
生徒たちへの事情聴取をどのように行うのか、という手順を確認するための
職員会議に2日。実際の事情聴取と、聴取した内容の突き合わせに3日と
考えれば、1週間で初期対応が可能だ」
と提言しました。
 さらに
「学校が把握した事実を校長が速やかに公表していれば、事実ではない風評が
地域に流布されることもなく、わたしたちが被ったいわれのないバッシングを
未然に防止することも可能だった」
と述べ、正確な情報を速やかに公開することが二次被害を防ぐことにつながる
との見解を示しました。

 その後、運動会の組み体操で発生した事故が原因で死亡したとみられている
広島大附属三原中3年生(同)男子の父親。
 そしていずれも、いじめを苦に自死するに至った山口県立高2年生(同)男子と
東京都立小山台高1年生(同)男子の母親が、それぞれ自らの体験を語りました。


(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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