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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

群馬県立高と龍野高の共通点と相違点

[ 2017/12/24 07:53 ]
 2017年12月20日、群馬県立藤岡中央高で陸上部員が投げたハンマー投げの
ハンマーがサッカー部員の2年生男子の頭を直撃し、同日夜この生徒が死亡する
事故が発生しました。

 この件について読売オンラインは、17年12月21日付で

 市川敏美校長は「学校の管理下でこういった事故が発生してしまったことに、
責任を感じています」と語った。

と伝えました。

 さらに翌12月22日付で

 事故が起きた時、陸上競技部の顧問は近くにいなかった。部員たちに練習を
終えるよう指示し、学校を離れた後だった。市川校長は「事故の直前までは
練習に立ち会っていた。最後まで面倒をみるべきで、通常はあり得ない対応。
反省すべき点がある」と語った。
(中略)
 市川校長は「事故が起きたということは安全管理に問題があったということ。
原因究明とともに、再発防止策を考えていきたい」と話した。

と報じています。

 本件は、07年5月24日に龍野高女子テニス部の練習中に発生した事故と
酷似している部分と、対照的な部分があります。
 共通点は、顧問教諭が練習開始時点では立ち会っていたものの、途中で
練習場を離れ、教員不在のまま練習が行われていたこと。
 対照的なのは、石原元秀氏・清重安男氏をはじめとする歴代の龍野高校長が
責任回避を至上命題として、部活動を行う際の安全管理体制に問題があった
ことを認めず、原因を究明するための調査を実施せず、再発防止策を策定
しないまま今日に至っていることです。

 石原氏は12年12月7日、神戸地裁に証人として出廷し
「謝罪すれば、道義的責任が法的責任にすり替えられるおそれがある」
ことを被害者と保護者に謝罪していないことの根拠として主張しました。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201212-9.html

 道義的責任と法的責任は、あくまで別問題です。
  これは17年12月14日の日体大研修会で、学校事故・事件の被害者家族
らから
「川崎市や名古屋市の対応は、わたしたちの経験とは正反対だ。
 こうした対応がなされていたら、提訴することはなかった」
という声があがっているという事実に鑑みれば。
 校長以下教職員や教委職員らが誠実に対応して、道義的責任を十分に
果たしていれば、被害者家族には法的責任をあえて追及しないという
選択肢もあり得るのだ、ということを立証しています。
 すなわち石原氏の発言に妥当性も説得力もないことは明らかですし、
石原氏の言動を追認している兵庫県教委の無為無策も、到底看過できる
ものではありません。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201212-6.html

 大分県立竹田高や専修大附属高のように、校長が代わることによって
学校の体質が大きく変わった例もあります。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201710-2.html

 龍野高と兵庫県教委に、自浄能力を発揮するよう期待するのは
無理なのでしょうか?
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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