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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

竹田高剣道部事件、福岡高裁は大分県の控訴を棄却

[ 2017/10/03 20:28 ]
 当ブログ2017年7月16日付記事の続報です。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201707-2.html

 17年10月2日、福岡高裁(佐藤明裁判長)は一審・大分地裁判決を支持し、
大分県の控訴を棄却する、との判決を言い渡しました。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201612-2.html

 同日、福岡市内で行われた記者会見を兼ねた報告集会で、亡くなった
工藤剣太さん(当時17歳)の両親の弁護団は
「判決は、09年度に竹田高剣道部顧問だった坂本忠文・元教諭には、
剣太さんの身に深刻な事態が起こりうると予見する可能性があった
と認め、教員として当然負うべき安全配慮義務と注意義務に違反し、
重大な過失があったと認定した。
 画期的な判断であり、高く評価する」
と述べました。
 そのうえで、
「坂本・元教諭の言動。すなわち、生徒の体調に配慮することなく暴言を吐き、
パイプ椅子を投げつけ、熱中症による意識障害を発症し倒れこんでいた
剣太さんを『演技』と決めつけ、さらに殴る・蹴るという暴行を働いたことを
『重過失』であると認定した。
 このような蛮行に教育的効果があるかのような誤解が、いまだ教育現場に
あることに対し、警鐘を鳴らしたものだ」
と指摘しました。

 そのうえで、大分県が提出した控訴趣意書に
「大分地裁判決が確定すれば、教師が萎縮する」
との記載があったことを指摘し、
「萎縮してもらわなければ困る。
 自分の目の前に、足元がふらついて明らかな異状を示している人がいたら
速やかに119番通報し、同時に応急処置を講じるのは当たり前のことだ。
 にもかかわらず、暴行を加えるなど許されることではない」
「大分県は上告できないだろうし、高裁判決が判例として確定することの意味は
極めて大きい。
 この判決をきっかけに、部活動指導のあり方について好ましい影響が全国に
及ぶことを期待している」
と述べました。

(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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