兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

橿原市立中いじめ自死事件、第6回口頭弁論

[ 2016/12/25 15:18 ]
 2013年3月28日、いじめを苦に自死した奈良県橿原市立中1年生(当時)
女子の保護者が、同市と元同級生らを相手取って提訴した損害賠償請求訴訟の
第5回口頭弁論が、16年12月19日14時00分から約20分にわたって
奈良地裁201号法廷(木太伸広裁判長)で開かれました。

 被告側は依然として
「加害生徒らの言動が、いじめと立証できるか否か?」にこだわっており
「具体的にどのような言動があったのか?」という点についての認否すら
明らかにしていません。
 しかし、いじめ対策推進法第2条は
「いじめとは、一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な
影響を与える行為であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を
感じているものをいう」
と規定しています。
 すなわち被害生徒が「いじめられている」と認識すれば、それはいじめであり、
同法は第三者が「いじめである」あるいは「いじめではない」と判定するための
客観的な基準を設定していません。

 したがって被告側の主張には無理があると言わざるを得ませんし、
橿原市教育委員会が設置した調査委員会(委員長:出口治男弁護士)が
15年4月23日付で公表した調査報告書がなかったかのような対応です。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201504.html
 
 原告弁護団長の佐藤真理弁護士(奈良弁護士会)は
「被告側の主張は抽象的で、原告が提出した準備書面などの記載内容に
対する揚げ足取りに終始しており、きわめて不誠実な対応だ」
と厳しく批判しています。

 第7回口頭弁論は17年2月20日10時30分から。
 第8回口頭弁論は17年4月20日14時00分から、
いずれも奈良地裁201号法廷で行われます。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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