兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

情報開示について(その2)

[ 2010/12/16 14:57 ]
 09年2月以降、ぼくは日本スポーツ振興センター学校安全部災害共済課の
前澤定良課長と複数回にわたって面談しました。
 これは、首都圏の私立中高一貫校に通っていた生徒が自殺した事案について
多くの疑問が残っていることによるものです。
 お子さんが亡くなった、という事実があるにもかかわらず死亡見舞金が
給付されず、ご両親が電話で問い合わせても埒が開かなかったことから、
直接訪問することになったのです。
 
 2月3日、前澤氏は
「災害報告書を死亡見舞金給付審査にあたっての判断材料とするが、
その記載内容が真実であるか否かは、センターとしては関知しない」し、
「災害報告書には事故報告書は添付されない。したがって双方の記載内容
に矛盾があっても、その事実がわからないということはありうる」
と明言しました。

 皆さん、この発言にどのような感想をお持ちでしょうか?
 独立行政法人とは国民のために存在する組織であり、その業務運営において
公平性・公正性・透明性を担保して、初めて国民の信頼を得られます。
 しかし「学校の言い分だけで判断する、ご両親の意見を聞くことはない」
と言い切ったのです。
 たいへん重要なポイントですので、ぜひ覚えておいてください。

 ご両親が文書開示を請求した結果、校長がセンターに提出した災害報告書の
記載内容が明らかになりました。
 そこには
「調査を実施したが死亡の原因となるような状況は見当たらない」
と明記されていました。

 ところが、文書開示に先立って行われていた民事訴訟の尋問では
被告である校長以下4人の教師たち全員が口をそろえて
「事件については、一切調査をしていない」
と証言していたのです。
 まさに教師たちの証言内容と、文書の記載内容に矛盾があることが
白日のもとにさらされたのです。
 皆さん、この学校の対応について、どのようにお考えでしょうか?
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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