兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

大分地裁、竹田高剣道部元顧問の賠償責任認める

[ 2016/12/24 08:45 ]
 2016年12月23日付大分合同新聞は

 竹田高校剣道部で練習中に重い熱中症(熱射病)で倒れ死亡した工藤剣太さん
=当時(17)=の両親が、当時の顧問らに賠償責任を負わせるため、県に求償権を
行使するよう求めた訴訟の判決で、大分地裁は22日、「元顧問に重過失があった」
とする両親の主張を認め、元顧問に100万円の支払いを請求するよう県に命じた。
 両親の代理人弁護士は「学校事故における過失の程度を争った訴訟で、公務員の
重過失を認めた判決は全国でも初めてとみられる。画期的な判決」と評価。両親は
「公務員であっても個人として責任を問われることを示した判決。学校での子どもの
安全を守ることにつながる」と述べた。
 竹内浩史裁判長は「事故当時、剣太さんは竹刀を落としたのに、気付かず竹刀を
構えるしぐさを取った。熱射病による異常行動と容易に認識できたのに、元顧問は
何ら合理的な理由もなく演技をしていると決めつけ、練習を継続させた」と指摘。
「元顧問は『演技するな』と言い、剣太さんを前蹴りし、倒れた剣太さんにまたがって
10回ほど頬を平手打ちした。適切な措置を取らなかったばかりか、状態を悪化させる
ような不適切な行為にまで及んだ。注意義務違反の程度は重大であり、その注意を
甚だしく欠いた」として重過失があったと認定した。

と報じました。

 母親の奈美さんは
「この判決で、教師は自らの言動に責任を問われることになった。カッとして生徒に
対して暴力を振るおうとしたときの抑止力となりうる。これが全国に広まることを
願っている」
と述べ、父親の英士さんは
「個人の責任を認められたことが大きい。一矢を報いることができたので、剣太に
顔向けができる。広瀬勝貞・大分県知事は、この判決を真摯に受け止め控訴しないで
ほしい」
と要望しました。

 そして両親は
「学校の外であれば暴行傷害で現行犯逮捕される行為が、校内では指導の一環と
されている。これを放置してはいけない。『剣太の会』の活動を通じて、今後も訴え続ける」
と改めて決意を表明しました。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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