兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

橿原市立中いじめ自死事件、第5回口頭弁論

[ 2016/10/07 22:25 ]
 2013年3月28日、いじめを苦に自死した奈良県橿原市立中1年生(当時)
女子の保護者が、同市と元同級生らを相手取って提訴した損害賠償請求訴訟の
第5回口頭弁論が、16年10月3日10時30分から約10分にわたって
奈良地裁201号法廷(木太伸広裁判長)で開かれました。

 亡くなった女子生徒の母親は
「たとえば生徒が赤い顔をしていたら、教師は発熱を疑うだろう。
 生徒が嘔吐したら、食中毒やノロウイルスへの感染を疑うだろう。
 教師は毎日、生徒たちの様子を見ているのだから『いつもとは違う』と気づき、
養護教諭や管理職、保護者に連絡することは安全配慮義務だ」
「同様に、いつもは快活な生徒がしょんぼりしていたら『様子がおかしい』と
気づくはずだ。いじめの被害にあっている可能性も含め、担任や学年団、
所属している部活の顧問など教員間で情報を共有するとともに、保護者とも
緊密に連絡をとることが安全配慮義務ではないか」
と問いかけています。

 本件については、橿原市教育委員会が設置した調査委員会
(委員長:出口治男弁護士)が15年4月23日付で調査報告書を公表しています。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201504.html

 保護者は、調査報告書の記載内容に言及し、
「担任や学年主任らが娘の異変に気づいていたし、生前のアンケートなどで
自殺念慮がしっかりと確認できるにもかかわらず、一切の措置を講じず看過し、
漫然と放置したことを事実として認定している。
 『親に伝えていれば、最悪の悲劇は食い止める手立てとなった』と指摘している」
と述べたうえで、
「学校からは、いまに至っても説明はない」
と訴えています。

 こうした保護者の声に対し、橿原市の代理人・井上善雄弁護士は
「(裁判で)争うことになる」
とのみ述べました。
 すなわち保護者の問いかけには答えず、調査委の見解も無視しています。

 保護者は、橿原市行政不服審査会に対する意見書を提出しましたが、
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201607-1.html

「同審査会からは、まだなんの反応もない」
とのことです。

 第6回口頭弁論は12月19日14時00分から。
 第7回口頭弁論は17年2月20日10時30分から、
いずれも奈良地裁201号法廷にて行われます。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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