兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

「指導死」親の会、第6回シンポジウム(その2)

[ 2016/09/20 07:07 ]
 新潟県立高と同様に岩手県立高でも08年、部活動の顧問教諭による
暴言・暴行が原因で2年(当時)男子生徒が不登校になった例があり、
シンポジウムでは父親がその経緯について報告しました。

 顧問教諭は「指導」と称して、生徒を最長3時間にわたって立たせたまま
着替えも水分補給も許さず、一方的に暴言を浴びせつづけたことが
明らかになっています。
 こうしたことから生徒は
「肉体的なつらさには耐えられたが、精神的なつらさには耐えきれなかった」
として不登校を余儀なくされました。
 09年12月、両親は校長・副校長ら管理職立ち会いのもとで顧問教諭と
面談しました。
 顧問教諭は暴力行為について一切否定し、「指導」と称する場面において
「なにを話したか覚えていない。なんのときに大声を出したか覚えていない」
との弁明に終始しました。

 両親は12年10月、顧問教諭を傷害罪で警察に告訴し、13年10月には
書類送検されましたが不起訴処分となりました。
 15年9月、両親はやむなく民事訴訟を提訴したところ、顧問教諭は
「ペットボトルを投げつけたり、ボールを蹴ったりした」
「両手で部員の頬をパチンとたたいた」
といった暴行や恫喝、さらには
「おまえのせいで負けた。ふざけるな、なめるんじゃねえぞ」
などの暴言を吐いたことを認める陳述をしていることを明らかにしました。
 両親は
「裁判が始まった途端、何年も前の記憶を呼び起こすなど到底信じられない。
 虚偽を連ねてきたことを、自ら認めたに等しい」
と痛烈に批判しています。

 そのうえで「体罰」という言葉について
「息子は罰せられるべき悪事を働いたわけではない。
 暴力は暴力以外の何物でもない」
と保護者を含めた社会的な意識改革が必要との認識を示したうえで、
「新潟県の第三者委と同様の調査を行うよう、県議会に働きかけていく」
との意向を明らかにしました。


(この項、つづく)
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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