兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

「指導死」親の会、第6回シンポジウム

[ 2016/09/19 08:52 ]
 「指導死」親の会(代表世話人:大貫隆志氏・安達和美氏)は2016年9月17日、
東京都内で第6回シンポジウム「遺族による第三者委調査報告会」を開催し、
全国各地から45名が参加しました。

 冒頭、12年7月31日に発生した新潟県立高3年(当時)男子生徒自殺事件の
父親が、第三者委員会が公表した調査報告書について報告しました。
http://www.pref.niigata.lg.jp/kyoikusomu/1356782190163.html

 県教育委員会は当初、第三者委の設置目的について
「原因究明ではなく、学校が発表した事故報告書の内容について検証する」
ことにすると主張し、委員の人選においても
「遺族による推薦は中立性・公正性を担保できないため認めない。
 中立性・公正性は県教委が判断する」
と主張するなど到底容認できないものだったため、知事部局に陳情した、
という経緯を明らかにしました。

 そのうえで第三者委について
「遺族に寄り添ってくれたが、あくまで中立・公正でありつづけた」
とし、具体的には報告書の作成にあたって
「まず報告書案を開示して、事実誤認を指摘すると即座に修正してくれた。
 修正案も開示し、公表するにあたって黒塗りにする部分についても
遺族の意向を聞いてくれた」
と述べ、報告書の公表を前に2度にわたって確認があったことを明らかにし
「ほかにこのような例はない、と聞いている」
と述べました。

 父親によると、当時の校長は13年3月末で定年退職したあと、同県内の
私立高校長に就任し、現在もその職にありますが 
「報告書の公表を受けて、マスコミ各社が取材に応じるよう要請しているが
逃げ回っている。
 当時の教員にも話を聞きたいと申し入れているが、いまに至るまで返事はない」
とのことです。

 そのうえで、報告書が学校と県教委の対応について
「文部科学省の指導助言にもとるもの」
と厳しく批判していることを指摘し、
「文科省からの通知・通達を無視してきたにもかかわらず、だれも責任を
とっていない。
 教員は最終的には国が守ってくれるが、生徒はだれも守らない」
と、強い憤りを口にし
「指導死事案について多くの人に知ってもらう必要がある。ぜひ多くの人に
報告書を読んでほしい」
と述べました。


(この項、つづく)
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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