兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

日本子ども安全学会第3回大会

[ 2016/09/11 15:09 ]
 2016年9月10日、日本子ども安全学会第3回大会が都内で開催され、
全国各地から約70名が参加しました。

 内田良・名古屋大大学院准教授は、組み体操についての実践研究を
発表したなかで、
「労働安全衛生規則第564条は、高さ2m以上の環境での作業について、
事業者に労働者への安全対策を講じることを義務づけている」
と指摘し、組み体操が見栄えを重視して高層化・巨大化する傾向に
警鐘を鳴らしました。
 そのうえで
「危険だからやめればいい、というのは短絡的な発想だ。リスク研究の
立場からすれば、ゼロリスクは神話だといわざるを得ない。
 体育的に意味のある組み体操を、安全に行うことを追求すべきだ」
と述べ、荒木達雄・日体大教授の取り組みを紹介しました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20160429-00057139/


 12年7月20日、西条聖マリア幼稚園(愛媛県西条市)のお泊まり保育に
参加し、川遊び中に流されて死亡した吉川慎之介くんの父・豊さんは、
松山地裁が同園の元園長に罰金50万円の有罪判決を言い渡したことについて
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201608.html

「判決は、元園長の『ライフジャケット準備装着義務違反』を認定した。
 きちんとした準備があれば事故は防げたとして、業務上過失致死罪が
成立すると認めた」
と評価したうえで
「裁判になると、どうしても勝ち負けに関心が集まってしまう。そのため被告で
ある園側は隠そうとし、結果として事実を検証し原因を究明する動きが弱まる。
 慎之介の死が無駄にならないよう、事故を起こした側も考えるべきだ」
と訴えました。

 母親の優子さんは、損害賠償請求訴訟は現在も継続中だとし
「教諭らからは、『川が悪い』『安全対策について学んでいないのだから
責任はない』など、残念な主張を繰り返し聞かされる。
 わが子を亡くした親として心穏やかではいられず、精神的な負担は大きい。
 こんなことは、もう誰にも経験してほしくない」
と心情を吐露し、
「悪意をもって事故を起こしたとは思っていない。だからこそ園の関係者は
同じテーブルについて、事故の未然防止について誠実に真摯に向き合うべきだ。
 責任の明確化は必要だが、現状では裁判以外に方法がないことが問題
なのだから、再発防止に向けた仕組みづくりが必要だ」
と強調しました。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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