兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

第6回「学校事故対応に関する調査研究」有識者会議(その3)

[ 2016/03/07 08:31 ]
 11年3月11日、東日本大震災で発生した津波にのまれ児童74人が
死亡・行方不明になった石巻市立大川小学校の遺族も、15年9月26日の
第3回有識者会議でコーディネーターの導入について言及していました。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201509-2.html

 第3回有識者会議で意見陳述した佐藤敏郎氏は、16年3月2日に文科省が
示した指針案について
「ヒアリングの際に要望した『都道府県などからサポート要員を派遣すること』
『調査で収集したメモ等の記録用紙は廃棄することなく、一定期間保存すること』
『コーディネーターを設置すること』などの諸点について記述はあるが、
踏み込んだ書き方はしていない」
としたうえで、
「コーディネーター設置についての項目に、『遺族等と学校の二者間では
コミュニケーションがうまく図れず、関係がこじれてしまうおそれがある』とあるが、
なぜそうなるのかが大事なのではないか」
と述べました。

 指針案は事故・事件が発生するに至った機序について、「基本調査」は
学校が行い、基本調査を受けた「詳細調査」を専門的な知識と経験を有する
第三者からなる調査委が行うと規定し、「調査委の公平性・中立性を確保する」
と記載しています。
 しかし過去において、「調査」が必ずしも公平でも中立でもなかったこと、
そして被害者と家族に対して情報が開示されず、透明性が担保されなかった
例も数多くみられます。
 大川小の事故検証委も、その例外ではありません。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201601-2.html
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201310-11.html

 佐藤氏は、こうした事実を踏まえて
「単に『コーディネーター』という人に丸投げしてうまくいくとは思えない。
運用にあたって適切に機能できるか、心配だ」
と疑問の声をあげています。


(この項、つづく)
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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