兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

橿原市立中いじめ自死事件、第2回口頭弁論

[ 2016/02/17 23:21 ]
 2013年3月28日、いじめを苦に自死した奈良県橿原市立中1年生(当時)
女子の保護者が、同市と元同級生らを相手取って提訴した損害賠償請求訴訟の
第2回口頭弁論が16年2月4日、奈良地裁(木太伸広裁判長)で開かれました。
 この日、原告弁護団長の佐藤真理弁護士(奈良弁護士会)は
「橿原市は『原告の主張を認めるのか?認めないのか?あるいは知らないのか?』
という基本的な問いかけに答えず、ただ『争う』としている。これはきわめて
不真面目な態度だ」
と厳しく批判しました。
 そのうえで記者団に対し、
「亡くなった生徒に対して、元同級生らからのいじめはあったのか?それとも
なかったのか?また彼女たちが在籍していた学校と、学校設置者である橿原市に
責任はあるのか?という議論に入るべきだ。しかし被告側は『元同級生らが
社会的なバッシングを受けるという二次災害を防ぐため』と称して、それ以前の
ところでもめている」
と、憤懣やるかたない様子で語りました。

 亡くなった女子生徒の家族は、風評被害はもとより森下豊・橿原市長や
吉本重男・橿原市教育長、そして橿原市の顧問弁護士だった北浦一郎氏らから
度重なる二次被害を受けていることを、あらためて指摘しておきます。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201506-8.html

 そのうえで、亡くなった女子生徒の母は
「遺族が第三者委員会に提出した資料は、すべて橿原市が持っている、しかし
橿原市が第三者委に提出した資料は遺族には開示されない。文書開示請求をして
やっと入手したが、大部分がマスキング処理されているため(橿原市が第三者委に)
提出した文書には当然記載されているであろう(亡くなった)娘の氏名さえ確認
できないでいる。原告と被告のあいだに情報の偏りが生じているのは、きわめて
遺憾だ」
と強い憤りをあらわにしました。

 元同級生らは、いずれも「争う」としています。
 しかし彼女たちが自らの非を認め、反省し謝罪していれば裁判の被告になる
ことなどなかったのです。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201511-4.html

 この点については、同日の法廷でも原告側弁護団が
「原告は元同級生ら個人に対して『自死の責任をとれ』などとは主張していない。
橿原市の安全配慮義務違反を問うているのだ、ということをあらためて認識して
もらいたい」
と強調しました。

 橿原市が、元同級生らから反省の機会を奪うとすれば。
 それは「非教育的」な行為にとどまらない、むしろ「反教育的」な暴挙である、
と言わざるを得ません。
 第3回口頭弁論は16年5月12日10時30分から行われます。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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