兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

「安全な部活動を」兵庫県知事と教委に要請

[ 2016/02/01 08:45 ]
 2016年1月31日付神戸新聞は

 兵庫県立龍野高校(たつの市)で07年5月、テニス部の練習中に熱中症で倒れ、
重い後遺症を負った女性と両親らが30日、学校側の責任を認める大阪高裁判決が
確定したことを受け、神戸市内で会見した。(中略)
 母は「今日から(中間試験休みを経て11日ぶりに)部活が始まるんだ」と元気に
家を出た笑顔が頭から離れない。勝訴が決まった今も「娘を守ってやれなかった
ことが悔しい」と涙をぬぐった。
 父は「(顧問教諭に指示された練習を)途中でやめたら怒られるのに、責任感を
持って忠実に練習して倒れたら『自業自得』。学校側は事故の原因を調べようとも
しなかった」と憤る。
 確定した二審判決は「顧問は部員の健康状態に危険が生じないよう指示・指導
すべき義務がある」と指摘。たとえ練習に立ち会えなくても、生徒の体調や天候を
考慮して事前に指示するよう、顧問に大きな責任を課した。(後略)

と伝えています。

 弁護団は 、井戸敏三・兵庫県知事が15年12月21日の定例会見で、最高裁が
県の上告を棄却したことについて

「最高裁は最近変な判断が多い。どこまで学校が安全について対応すればいいのか、
まったく示していない」

と発言したことに触れ、

「大阪高裁判決は『学校がどこまで対応すべきか』を明確に示している 。知事は
判決を読んでいないか、内容を理解できていないかのいずれかだ」
と痛烈に批判しました。

 リサさんの父は、
「知事の発言は本当に悲しい。再発防止に率先して取り組むべきなのに、このような
認識では同様の事故が再び起きる。子どもの命を思えば、違う発言があったのでは
ないか」
としたうえで、県や学校から上告棄却後どのような申し出があったか、との質問に
「いまだになにもない」
ことを明らかにしました。


(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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