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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

長崎新聞の報道に疑問の声

[ 2016/01/13 11:17 ]

 2016年1月7日付毎日新聞は

 長崎県新上五島町で14年1月、いじめを受けていた町立奈良尾中3年の
松竹景虎君(当時15歳)が自殺した問題を検証する町設置の第三者委員会
(委員長・大谷辰雄弁護士)が「いじめが自殺の主要な原因」とする調査報告書を
6日まとめた。町教委は「いじめが自殺の原因とは断定できない」としていたが、
第三者委は同級生から繰り返し悪口を言われるなどして孤立感を深め自殺に
至ったと判断した。 (中略)
 松竹君の同級生の間では、中学1、2年時などにも別の生徒へのいじめが
あったのに学校側の危機感は薄く、自殺の約2カ月前には同級生が担任に
「松竹君が悪口を言われて困っている」などの相談をしたにもかかわらず対処
しなかったという。 松竹君は3学期の始業式があった14年1月8日朝、自宅
近くのグラウンドで首をつって自殺した。 (中略)
 町教委はいじめがあったことは認めたものの「自殺の原因とは断定できない」
とし、町が15年1月に第三者委を設置した。第三者委は当時の同級生全員
(3年生は1学級のみで21人)に聞き取りをした他、残されたラインの記録や
松竹君が3年の夏休みに「空気」の題名でいじめをテーマに書いた作文などを
検証した。

と伝えています。
http://mainichi.jp/articles/20160107/ddl/k42/040/233000c

 この問題に関連して、第三者委員を務めている学校安全全国ネットワークの
西尾裕美さんが、長崎新聞の報道に疑問を投げかけています。

 16年1月7日付長崎新聞は

 両親はコメントで「関わった全ての人に今も最愛の子どもを失った遺族が
苦しんでいることを忘れないでほしい。一人一人が遺族の苦しみを少しでも
和らげることは何かを考え、実行してもらいたい」と要望。

と伝えました。

 しかし、これは両親のコメントではありません。
 第三者委がまとめた報告書の結語です。

 このため西尾さんが長崎新聞社に
「1月7日付の記事は事実ではない」
と抗議したところ、同紙は16年1月9日付紙面で

 7日付24面「新上五島・中3自殺」の記事の両親コメントとしている箇所を、
「両親の代理人弁護士は『(いじめを訴えた息子の)作文に書かれていたことを
裏付け、明らかにしていただけた。第三者委員会の皆さまに心より感謝したい。
遺族としても亡くなった息子のために今後も取り組みを続けていきたい』などとする
遺族コメントを読み上げた」に訂正します。

との記事を掲載しました。

 西尾さんは
「これで事実ではない記事を訂正したことになるのか?」
と疑問を呈しています。
 
(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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