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兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

全国学校事故・事件を語る会、文科省に要望書を提出(その2)

[ 2015/09/18 06:43 ]
 今回の要望書提出に関連して、15年9月16日付神戸新聞は

 民間団体「全国学校事故・事件を語る会」が16日、文部科学省などに対し、
いじめや体罰、部活動中の事故への対応に関する要望書を提出する。
同省の有識者会議が本年度中にまとめる事後対応の指針に、被害者や遺族の
視点を盛り込むよう求める。同会は「徹底した事実解明と、専門知識を持った
コーディネーターによる現場対応が必要」と指摘する。

 「遺族の気持ちに寄り添うことなく、保身最優先だ」
 8月末、神戸地裁。法廷で父が当時の校長に言い放った。
 川西市の兵庫県立高校2年の男子生徒=当時(17)=が12年9月、始業式前日
に自殺。その後、同級生3人から「ムシ」と呼ばれるなどのいじめを受けていたことが
判明した。両親が校長や同級生、県などを相手取り、損害賠償を求めた裁判での
一幕だった。
 両親は校長らとやり取りを重ねるうち、不信感が募った。「不慮の事故」として
生徒に公表しようとしたことや「遺族は理解してくれない」という教員の発言で、
「いじめを隠ぺいしようとしている」と考えるように。
 同会代表世話人の内海千春さんは「事故や事件の被害者が常に体験してきたこと」
と話す。
 遺族らが突然の出来事に戸惑う中、学校側は「子どもへの二次被害を防ぐ」
「学校は犯人捜しをするところでない」などの理由で徹底的な調査をせず、沈静化を
図ろうとするという。
 元中学教諭の内海さんは「もはやシステムエラー」と表現。事故などが起こると、
学校側にとって事実調査は自らの責任を明らかにすることになり、賠償責任も生じる。
「訓練も受けていない教員が、きちんと被害者に対応しながら事実解明することは
不可能に近い」。その結果、当事者や遺族が深く傷つく。
 文科省には、国や県が事後の現場対応を専門とする機関や組織(コーディネーター)
を設けるよう要望。内海さんは「航空事故などと同じように、専門知識を持った機関が
原因を調査し、被害者にも対応する。その上で真実を明らかにすることが、二度と
事故や事件を起こさないことにつながる」と強調する。

と伝えています。

 内海氏らは
「被害者や家族が学校や加害者に強い処罰感情を持つようになるのは、事故・事件が
発生したことだけでなく、事後対応で学校や加害者が自らの責任を回避する言動に
終始することに起因することを改めて認識すべきだ」
と訴えています。

(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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