兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

第2期子ども安全管理士資格認定講座について(その3)

[ 2015/07/13 15:45 ]
 2015年7月11日、第2期子ども安全管理士資格認定講座
(主催=一般社団法人吉川慎之介記念基金)最終日が東京都内で
開催されました。
 この日は外科医の栗栖茜氏と斎藤秀俊・長岡技術科学大副学長が、
水難事故が発生するに至る機序について説明し、
「水難事故を回避するためには、ライフジャケットの着用が不可欠」
と強調しました。

 早稲田大大学院スポーツ科学研究科の大伴茉奈さんは、急性硬膜下血腫と
脳震盪・熱中症について、
「脳震盪は、頭部外傷がなくても起こりうる」こと、
「熱中症は、必ずしも気温が高くない状況でも発症する」ことを説明しました。

 「全国柔道事故被害者の会」の小林恵子さんは、「事故」について
「欧米ではAccidentとは『人智を尽くしても、なお避けられないもの』をいう。
 しかしスポーツ事故はInjury。すなわち『予測可能で、回避できるもの』と
捉えている」と指摘し、
「指導者は常に新しい情報を身につけ、常にリスクマネジメントに心を砕いて
子どもたちを守ってほしい」と訴えました。

 石井逸郎弁護士は、子どもの安全について法的な見地から論考し
「子どもの生命・安全は子どもの固有の権利であり、彼らが権利の主体である
ことを十分に理解する必要がある。大人の都合で子どもたちの権利を侵害する
ようなことがあってはならない」と述べました。

 そして桐田寿子さんが、さいたま市教育委員会が「ASUKAモデル」を
導入するに至った経緯について説明しました。

(この項、つづく)
スポンサーサイト
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

最新トラックバック