兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

「剣太の会in大阪」について

[ 2015/02/09 11:57 ]
 「第28回剣太の会~指導現場で失われた命を考える~」が2015年2月7日、
大阪市内で開催され全国各地から103人(主催者発表)が集まりました。
 スポーツ活動中に発生した事故によって死亡し、あるいは重篤な後遺障害が
残った生徒らの保護者と、学校での陰湿ないじめを苦にして自殺した生徒らの
保護者が登壇し、
「再発防止のため、わたしたちの経験を訴え続ける」
と口々に語りました。

 12年9月、同級生からのいじめを苦に自殺した兵庫県立高2年(当時)男子の
母親は、自殺の翌日に校長・担任・学年主任らが自宅を訪れた際、
「学年主任は『いじめはなかった』と断言した。なぜ『調査してみます』と言えないのか、
疑問に思う」
「校長には、息子が『不慮の事故によって死亡したと公表したいので、よろしく頼む』
と依頼されたが、断った」
と述べました。
 ところがその数日後、校長が突然自宅を訪れ
「生徒がアンケートに、『校長は隠蔽を画策している』と書いていた」
として、校長自身が申し入れたにもかかわらず
「『不慮の事故としたい』と言ったことを、口外してもらっては困る」
と発言したことを明らかにし、身勝手で不誠実極まりない対応に強い憤りを
あらわしました。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201402-10.html

 13年3月、いじめを苦に自殺した奈良県橿原市立中1年(同)女子の母親は、
「学校で起こったことは学校が保護者に伝えるべきだ。しかし保身と組織防衛に走る」
とし、保護者が再三にわたって要請し、ようやく実現した生徒たちへのアンケートに
ついても
「当初は、『個人名を黒塗りにしたものを見せる』と言っていたのが二転三転し、
『結果は伝えられない』と変わった。
 校長らが主張するとおり、『いじめはなかった』のなら堂々と見せればいいでは
ないか、と言っても答えられず狼狽するばかりだった」
と自らの経験を語りました。
 そのうえで、吉本重男教育長や森下豊市長らの不適切な発言を念頭に
「『事件はなかったことにしよう、遺族のことなどどうでもいい』という橿原市の
正体を見た。学校は治外法権で、わたしたちの常識は通用しない。事が起これば
牙をむくが、それまで本性を見抜くことはできない」
と述べました。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201411.html

 13年8月、大阪市のNPO法人が運営するスイミングスクールで練習中、熱中症で
死亡した国本考太さん(当時24歳)の両親は
「日本水泳連盟が発行した『水泳指導教本第2版』(05年5月1日刊行)には
水温+室温が65℃以上は不適と明記してある。しかし事故当日は水温が32.7℃、
室温は36.0℃だったにもかかわらず、コーチは過酷な練習を課した」
ことを明らかにしました。
 考太さんは07年から7年連続で、ジャパンパラリンピック水泳大会に出場して
いました。
 コーチは過度な練習を課したことについて、考太さんに
「世界のプールで泳がせてやりたかったから」
と釈明したとのことです。
 しかし両親は
「わたしたちはそんなことを望んでいなかった。家族そろっての日常こそ大事な
ものだ。息子の未来と家族の幸せをコーチに奪われた」
と指弾しました。

(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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