兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

大阪高裁、逆転勝訴判決言い渡す

[ 2015/01/23 10:59 ]
 2015年1月23日付朝日新聞は

 兵庫県立龍野高校(同県たつの市)のテニス部員だった女性が「学校側が熱中症
への注意義務を怠り、部活動中に倒れて重い障害が残った」として、県に約4億円の
損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が22日、大阪高裁であった。
 森宏司裁判長は請求を退けた一審・神戸地裁判決を変更し、県側の責任を認定。
計約2億4千万円の支払いを命じた。(中略)
 ウイルス性の心筋炎の可能性を踏まえた一審判決の認定を変え、女性は熱中症
だったと認めた。(後略)

 また同日付神戸新聞は

 女性が倒れたのは中間試験の最終日。11日ぶりの部活だった。
 顧問は途中で現場を離れ、キャプテンを任されたばかりの女性は顧問の指示で
練習を引っ張っていたが、最後のランニング中に倒れた。
 冒頭約30分で出張に向かい現場を離れた顧問の教諭について(中略)
「顧問は密度の高い練習メニューを女性に指示する一方、水分補給や十分な
休憩時間を設定しなかった」などと指摘。
 事故による深い絶望感や介護の負担などを考慮し、両親への慰謝料も認めた。
 今回の裁判では事故後の学校側の対応も問われた。
 一審神戸地裁判決は、当時の校長が事故の半年後、育友会の役員会で
「倒れたのは心筋炎という病気。それなのに両親はお金のことばかり言うなど、
無理難題を突き付けられ困っている」と発言したと認定。「学校長の発言に配慮に
欠ける点は否めない」と指摘した。その判断は二審でも変わらなかった。
 両親によると、校長の発言を受け「子どもは病気で倒れたのに、学校からお金を
取ろうとしている」-といううわさが広まったという。
 この日の判決後、父親は「親子で学校に苦しめられた。学校は安全な場所で
あってほしい」と語った。(後略)

と報じました。

 NHKによると、兵庫県教育委員会事務局の廣瀬雅樹体育保健課長は
「判決内容を検討し今後の対応を考えたい」としているとのことです。
 兵庫県には上告を断念し、高裁判決を真摯に受け止めるよう切に望むところです。

(この項、つづく)
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上告を断念せよ!
上告を断念させるための要請書ができているようですが、一種類の要請書だけでなく、非常に簡便な形式の要望書を作ることはできないでしょうか?
住所、氏名だけを記入してもらうだけの書面なんていかがでしょう?細かいことには触れずに、要点のみをでっかく示しているもの。

 要点1、1月22日の大阪高裁判決であること
 要点2、上告を断念し判決を確定させること
 要点3、兵庫県への送付であること

いかがでしょうか?
[ 2015/01/25 23:02 ] [ 編集 ]
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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