兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

「剣太の会」in名古屋のお知らせ

[ 2014/11/09 06:27 ]
 2014年11月8日付朝日新聞「記者有論」で中小路徹記者が、

 虐待ともいえるスポーツ指導で重大事故を招いた賠償責任は、学校だけでなく
教師個人も負うべきではないのか――。部活動で中高生の息子を亡くした2組の家族が、
裁判所にそんな訴えを起こし、最高裁にそれぞれ上告中だ。
 一つは2009年7月、滋賀県愛荘町の町立秦荘中1年の柔道部員、村川康嗣さんが
急性硬膜下血腫で倒れ、翌月死亡した事故。初心者だった康嗣さんは、上級生ばかりと
実戦形式の乱取り練習を約50分続けさせられた後、顧問と対戦して返し技を受け、
意識を失った。顧問は日常的に部員たちに平手打ちや尻を蹴るなどしていた。
 もう一つは、大分県竹田市の県立竹田高で同年8月、剣道部主将の工藤剣太さんが
熱射病で亡くなった事故。竹刀を落とした後も竹刀を振るような異常行動を示した後に
倒れた剣太さんに、顧問は「演技するな」と馬乗りになって平手打ちを繰り返すなどの
暴力をふるった。
 一審はいずれも顧問らの過失を認め、町や県に損害賠償の支払いを命じた。
 だが、親たちが求めた顧問個人の責任は、公務員が職務上、違法に他人に損害を
加えた時は「国又は公共団体が、これを賠償する責に任ずる」とする国家賠償法の
規定に基づき認められなかった。控訴審でも棄却された。
 康嗣さんの母、弘美さんはこう話す。「日頃の暴力から部員は恐怖で練習を休みたい
とも言い出せない背景があった。正しい指導法を知らない大人の八つ当たりというべき
行為で、それが教師の職務であるわけがない」。
 剣太さんの父、英士さんと母の奈美さんも「リンチに等しい行為が公務員の職務なのか」
と納得していない。(中略)
 一昨年に大阪の桜宮高バスケットボール部主将が、顧問から受けた暴力が一因で
自殺した事件以降、スポーツ指導の在り方が問われている。2件の上告には、
子を失った親の無念を超えた意味がある。最高裁は教師個人の責任を問う方向で
判例を見直してほしい。

と書いています。

 大津地裁・大阪高裁も、大分地裁・福岡高裁も
「なぜこんな人物を法律で守るのですか?」
という遺族の問いかけに答えてきませんでした。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201410-5.html
 最高裁には真摯な対応を強く求めます。

 そして第27回「剣太の会」が以下のとおり開催されます。

 日時:14年11月15日(土) 12時30分開場
 会場:愛知県スポーツ会館1階大会議室
    〒462-0846 名古屋市北区名城1-3-35【TEL】052-991-9151

 村川さん、工藤さんがそれぞれの思いを語ります。
 また内田良・名古屋大大学院准教授が「教育が生む熱中症」と題して講演します。

 詳細は「剣太の会」フェイスブック
https://ja-jp.facebook.com/pages/%E5%89%A3%E5%A4%AA%E3%81%AE%E4%BC%9A/235348386600798
をご参照ください。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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