兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

控訴審第1回口頭弁論(その2)

[ 2014/10/20 07:09 ]
 石原氏が07年5月31日付で作成したA4用紙1枚の事故報告書は、
兵庫県教育委員会に提出することを目的としたもので、保護者に対して説明する
ことを目的としたものではありません。
 しかし兵庫県はこの報告書をもって、「保護者には十分な説明をした」
としています。
 これについて原告弁護団は
「学校管理下で発生した事故であるから、保護者は事故がなぜ、どのように発生したかを
知る由もない。保護者の知る権利を担保するために,学校が調査報告義務を果たすのは
当然だ。しかし神戸地裁判決は『学校に調査報告義務があるのか、ないのか?』という
点についてさえ、あいまいなままにした。わたしたちの問いかけに答えなかった」
とし、一審判決の不当性を批判しました。

 一方、兵庫県は
「学校があえて調査しなくても、保護者は自発的に当時の部員らに話を聞いており、
事故についてはすでに事情を把握している。したがって龍野高が調査する必要はない」
という、にわかには信じがたい暴論を展開しています。
 これは石原氏が調査報告義務を忠実に履行しなかったために、両親は自ら調査
せざるを得ない状況に追い込まれたという経緯を無視し、石原氏の無責任で不誠実な
対応を正当化しようとしているにすぎません。

 リサさんの同期生たちは、
「石原校長以下、先生たちが当然やるべきことをやらなかったことが問題なのに、
いったいなにを言っているのか?と思う。兵庫県の主張はまったく理解できない」
と強い憤りを表明しました。


(この項、つづく)
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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