文部科学省は
「いじめとは、当該児童生徒が一定の人間関係のある者から心理的、物理的な
攻撃を受けたことにより精神的な苦痛を感じているもの」
と定義しています。
http://www.mext.go.jp/ijime/detail/1336269.htm
しかし神戸市教育委員会の竹下正明指導部長は、
「いじめだと判断するためには被害者と加害者全員の言い分が完全に一致
しなければならない。しかしそれが一致しても、あくまでも可能性があるという
だけで、さらに周りの第三者の証言、アンケートなどとの一致が必要である」
と主張しています。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201404-2.html
2005年度、神戸市立小で発生したいじめ恐喝事件の被害児童(当時)の父親は
「竹下氏の主張は明らかに曲解だ。これでは今後も神戸市では1件もいじめを
認知されることはない。竹下氏の発言を文科省に伝え、神戸市教委に正すよう
指導を求めたところ、神戸市教委は文科省に対して『このような発言はしていない』
と虚偽の説明をした」
と強い憤りをあらわにし、竹下氏とのやりとりを公開しました。
http://youtu.be/GMboXZWMQKI
http://youtu.be/ygQjB9Aq3ms
これを踏まえ「全国学校事故・事件を語る会」の西尾裕美さんが、被害者と保護者の
代理として、14年9月19日10時から開催される神戸市議会文教こども委員会に
陳情します。
陳情内容は
1.加害者や学校、裁判所までもがいじめを認めているのに、なぜ市教委だけが
いじめを認めないのか?
2.いじめ防止対策推進法の曲解
3.教育委員長と教育委員6名全員の無視・無関心
の3点です。
当日の委員会の模様はインターネット中継で視聴が可能です。
http://113.42.218.61/KobeCity/
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