fc2ブログ

兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

全国柔道事故被害者の会、全柔連と協議開始

[ 2014/08/02 08:28 ]
 2014年7月31日付朝日新聞は

 全日本柔道連盟は30日、東京・講道館で重大事故の親族らで作る
全国柔道事故被害者の会と初めての協議会を開き、「事故ゼロ」を目指して、
柔道事故総合対策委員会(仮称)を設置することを決めた。
 この日は長野県松本市で当時小学6年生の男児が重い後遺症を負った事故の
実態を母の沢田佳子さんらが報告。被害者の会から「安全な柔道に向けての提案」
として、暴力的指導者の根絶、告発機関および第三者による調査機関の設置など
7項目の要望書が手渡された。協議会は今後も継続していく。
 山下泰裕全柔連副会長は「悲痛な叫びを聞き、胸が締め付けられる思い。
脳振盪を軽視せず、頭を打たなくても起こる加速損傷を関係者すべてに知ってもらう
努力をしていく」と語った。
 被害者の会の村川義弘会長は「まずは母親の声を届けること。きょうはそれは出来た。
いいスタートが切れたと思う。今後は、対策委にオブサーバーとして参加したい、こと
などを要望していく」と話した。

と伝えています。

 宗岡正二・全柔連会長は協議会の冒頭、
「重大事故ゼロの実現に向けて、被害者の会と協力していきたい」
と明言しました。

 協議会は冒頭のみ記者団に公開するかたちで、約1時間40分と当初の予定を
上回って行われました。
 被害者の会の村川会長は協議会終了後の記者会見で、14年3月15日に
沖縄県豊見城市の柔道教室で小3(当時)男子が頭痛を訴えていたにもかかわらず、
指導者が練習を中止しなかったために急性硬膜下血腫を発症する事故が発生した
ことを指摘し、
「被害者の会として、加速損傷とセカンドインパクト・シンドロームの危険性について
繰り返しアピールしてきたが、わたしたちの声が現場の指導者に浸透していなかった
ことが明らかになった。大変ショックだ」と述べました。
 これについて近石康宏・全柔連専務理事は、14年7月24日に柔道事故総合対策委
準備会合を開催したことを明らかにし、
「宗岡会長の諮問委員会として立ち上げたのち、理事会での決議を経て正式に設置する」
と述べました。
 近石氏は柔道事故総合対策委について、既存の医科学委、広報委、大会事業委
などのメンバーのほか有識者も含め15人程度の陣容とするとしたうえで
「医学的知見も重要だが、暴力的な指導やしごきに近い練習が事故につながっている。
指導者の意識改革がなければ、知識があっても無意味だ」とし、
「指導者資格規定の改正作業を進めている。指導者資格剥奪も取り込んで、次回理事会
に諮る」方針を明らかにしました。

 被害者の会メンバーによると、宗岡会長は協議会で
「わたしの在任中に事故ゼロを実現する」
と明言したとのことです。
スポンサーサイト



コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

最新トラックバック
月別アーカイブ