兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

筋金入りの隠蔽体質@神戸市(その21)

[ 2014/05/11 20:31 ]
 森本純夫・神戸市教育委員長は、2014年3月発行の「神戸市教育委員会だより」に
「教育委員からのメッセージ」を寄せています。
http://www.city.kobe.lg.jp/child/education/information/img/kyoiku-dayori201403.pdf

 このなかで
「私は、子供たちが大人になったときに『神戸のまちが好きで、神戸で育ってよかった。
学ぶことができてよかった』と感じてもらいたいと思っています。そして、子供たちを
育んでいく中心の一つが学校教育だと思っています」と書いています。

 05年度、同市立小5年生だった男子児童が複数のクラスメートから日常的に
暴力・暴言を浴びせられ、多額の金品を脅し取られるという、いじめ恐喝事件が
発生しました。
 被害児童(当時)にとって「神戸で育ったこと、学んだこと」は、恐怖と屈辱の記憶
でしかないでしょう。
 しかし神戸市教委は、いじめがあったという事実を認めず、認めない理由についても
説明しないまま、9年が経過しています。
 ひとりの子どもを大事にしない神戸市が、すべての子どもを大事にできる、
とは思えません。

 さらに森本氏は、
「神戸で学んだ子供たちが、神戸のまちを支える素晴らしい人材となることを
願っています」と書いています。

 森本氏は教育委員長なのですから、「素晴らしい人材となることを願って」いれば
済む立場ではなく、「素晴らしい人材」を育成するための策を講じることが求められて
いるのですが、自らの職責について自覚に欠けているようです。
 もっとも上記いじめ恐喝事件の被害者と保護者からの度重なる要請にも耳を貸さず、
説明はおろか面談にさえ応じない森本氏に自覚を求めることなど、そもそも無理な
相談なのかもしれません。

 そして13年10月、19歳になった加害児童(同)が、いじめ恐喝事件の被害者の
保護者に向かって「死ね、ボケ!」と罵声を浴びせました。
 森本氏らが事実を隠蔽し、加害児童らから反省と謝罪の機会を奪った結果、
「神戸で学んだ子供たち」を「素晴らしい人材」に育てることはできなかった、という
たいへん残念な実例です。
 森本氏はこの事実に向き合い、真摯に反省すべきではないでしょうか。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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