兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

筋金入りの隠蔽体質@神戸市(その19)

[ 2014/04/17 06:29 ]
 当ブログ2014年4月14日付記事の続報です。

 05年度、神戸市立小で発生したいじめ恐喝事件について、被害児童(当時)の父親が、
「竹下正明・市教育委員会指導部長は、面談の前に資料を読みこんでおくとの約束も
守っておらず、埒が明かない」として、森本純夫・教育委員長に面談を申し入れる
14年4月14日付の文書をメールで送りました。

 これに対して翌15日、「教育委員会事務局指導部指導課」から
「本事案については、教育委員会事務局指導部において対応させていただきます。
 4月18日は竹下指導部長他事務局職員による面談を予定しており、森本委員長に
その旨報告しております」との返信がありました。

 父親は前記文書において森本氏に対し、どうしても面談に応じないというのであれば
その理由と、「どのような状況になれば自身が出席する必要があると考えるか」について
問いかけ、自ら回答するよう求めていました。
 しかし森本氏は一切応答していません。

 父親は
「森本委員長が出席するか否かは本人が判断することであって、教委事務局が判断する
ものではない。これは教育委員会制度をないがしろにする行為であり、許されるもの
ではない」と強い憤りをあらわにしています。

 14年4月16日付河北新報社説は、14年1月7日に自殺した山形県天童市立中1年
(当時)女子が、いじめ被害を訴えていたことに言及し

 校長は、いじめを受けていたと記したノートの存在が明らかになった後の1月15日、
「先生や生徒からいじめがあったという報告はない。いじめはないと思っている」
と発言した。全校生徒を対象に、この日実施したアンケートも「いじめが前提の調査
ではない」と話した。
 アンケートでは多くの生徒がいじめを見聞きしたと回答した。遺族がその内容の開示を
求めているのに対し、学校、市教委側は「不正確な情報が多く含まれている」として
拒んでいる。(中略)
 いじめ防止法は重大事態の調査として、まず学校、各教委などが主体となって実施し、
報告を受けた首長らが必要と認めるときには再調査を規定する。第一義的に教育機関、
当事者に対し、いじめの実態、事実関係の解明を求めているといえる。
 調査結果については、保護者、遺族に必要な情報を適切に提供すると明記。方針では
「いたずらに個人情報保護をたてに説明を怠るようなことがあってはならない」
と記している。
 天童市教委には、法などの趣旨を重く受け止めて、公平性と中立性を担保した調査を
迅速に実施する責任がある。

と書いています。

 森本氏と神戸市教委にも、「保護者に必要な情報を適切に提供する」責務があります。

 また14年4月16日付神戸新聞「正平調」には、

 臨床心理学者河合隼雄さんの「子どもと学校」に楽しい詩がいくつかある。
 例えば1年生の男児は、約束を守れという父の教えにうなずきながら、正直
「なんのことかわからへん」。だって「おとうさんもまもれへんことが/いっぱいあるのに」

とあります。

 森本純夫・神戸市教育委員長には、この詩を読んだ感想をぜひ聞いてみたいものです。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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