兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

石原元秀氏について(その16-3)

[ 2014/01/21 20:24 ]
 06年10月31日付朝日新聞兵庫版は

 龍野高校では3年生41人が、実際は現代社会の授業を受けているのに、
日本史を履修しているかのようなうその時間割りを県教委に提出していた。
 主に国公立大をめざす文系2クラスの生徒たちで、「センター試験に
必要な現代社会をしっかり教えてやりたい」と教師たちが判断したという。

と伝えました。

 前述のとおり社会科教諭は、「『上からの指示』に従った」と明言しており、
「教師たちが判断した」とする石原氏の主張をきっぱりと否定しています。

 仮に石原氏が主張するように、「教師たちが判断した」ために
「うその時間割りを県教委に提出していた」としても、なぜ石原校長は
教師たちのうそを見抜けなかったのか?という疑問が残ります。
 いずれにせよ、校長として果たすべき管理責任をまったく果たしていなかった
ことに違いはありません。

 そして06年10月31日付神戸新聞は

 県教委によると、(中略)龍野高には提出分とは違う裏の時間割があった。
「必修科目と単位がきちんと入っているか点検したが、実際には別の授業を
やっていた」。担当者はうなだれた。

と伝えています。

 02年、必修科目未履修問題の「再発防止のための3重チェック」を導入した
のは県教委高校教育課主幹だった石原元秀氏ですが、これを骨抜きにし、
4年後に問題を再発させたのも龍野高校長だった石原元秀氏です。

 06年、未履修問題が取りざたされていたころ、龍野高ではある運動部の
OB会が開催されました。
 参加したOBのひとりは
「なぜか石原校長が出席していた。謝罪するのかと思ったら、悪びれる様子もなく
『新聞でおなじみの石原です』と挨拶したのには唖然とした。自虐的なギャグで
受けを狙ったようだが、必修科目未履修問題がいかに深刻なものか、生徒たちに
どれほど迷惑をかけたか、わかっているのか?と疑問に思った」と、コメント
しています。

 石原氏の姿勢と資質には大いに疑問があります。
 しかし未履修問題に関して兵庫県教委が石原氏を処分した、という事実は
確認できていません。
 それどころか井戸敏三・兵庫県知事は11年3月10日、石原元秀氏を
「その行為が広く県民の模範となるべき」人物であると認証し、
「その功績に報いる」ため、兵庫県教育功労者として表彰しています。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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