兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

竹田高剣道部事故、控訴審第3回口頭弁論

[ 2014/01/20 08:11 ]
 2009年8月22日、大分県立竹田高校剣道部の練習中に工藤剣太くん(当時2年)
が熱中症で倒れ、顧問教諭だったSから繰り返し暴行を受けて死亡した事故の、
損害賠償請求訴訟控訴審第3回口頭弁論が14年1月15日、福岡高裁(高野裕裁判長)
で行われました。
 剣太くんの両親はこの日、全国から寄せられた4万4134筆の署名を福岡高裁に
提出しました。

 大分地裁(中平健裁判長)は13年3月21日、大分県と豊後大野市に計約4656万円の
支払いを命じる判決を言い渡し、確定しています。
 大分地裁はSと、副顧問教諭だったWの過失責任も認定しましたが、「公務員個人は
不法行為責任を負わない」とする国家賠償法の規定に基づき、損害賠償責任は
認めませんでした。
 これについて、剣太くんの父・英士さんと母・奈美さんは13年4月3日、SとWを
福岡高裁に控訴しています。
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201304-7.html

 14年1月16日付大分合同新聞は、

 意見書を出した神戸大学大学院の窪田充見教授は
「教員による故意の暴行や傷害まで責任を否定する学校事故に関する判例は
合理性がなく有害。機械的に従来の判例を実質的な理由付けもないまま繰り返す
ことは、法がこれらの行為を許容することになりかねない」との見解を示した。

と伝えました。

 奈美さんは
「Sが校外で市民に対して同じことをしていたら暴行・傷害致死の現行犯で逮捕された
だろう。なぜ学校の中で教師が生徒に対して暴行を繰り返しても罪に問われないのか?
 明らかに公務員の職務範囲を逸脱する行為で、個人として賠償責任を負わせるべきだ。
 教師の行動には責任が伴うことを自覚すれば、再発防止につながる」と訴えています。
 次回3月12日14時00分から行われる第4回口頭弁論をもって結審の予定です。

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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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