兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

不適切な生徒「指導」について(その3)

[ 2013/12/20 14:33 ]
 2013年12月14日付読売新聞西部本社版は

 佐賀県唐津市の市立中学校で、同級生への嫌がらせに関わったと決めつけられ、
教諭から長時間、事情を聞かれるなどして精神疾患になったとして、同市の女性が
市に対し、約6240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が13日、佐賀地裁で
言い渡された。波多江真史裁判長は「教諭の行為は社会通念上、生徒に対して
認められる範囲を逸脱している」と指摘。教諭の行為と発症の因果関係を認め、
慰謝料など約1770万円の支払いを市に命じた。
 判決によると、この中学校では07年、3年の女子生徒の上履きに画びょうが
入れられるなどの嫌がらせが発覚。学年主任の男性教諭らは原告女性を含む生徒
数人から2日間で計約5時間半、事情を聞いた。
 女性は関与を否定したが、「警察を呼んで指紋を採る」「認めんと続けるぞ」
と執拗に迫られた。その直後から不登校となり、強い衝撃が原因で記憶障害などを
起こす解離性障害の診断を受けた。

と報じました。

 名古屋経済大市邨中でいじめに遭い、解離性障害を発症して自殺した
高橋美桜子さんの母、典子さんは、愛知県一宮市立中在学中にいじめを受け、
学校の不適切な対応で精神的苦痛を被ったとして、女性会社員が市に損害賠償を
求めた訴訟について言及しました。
 高橋さんは名古屋地裁一宮支部(倉田慎也裁判長)が13年9月25日、原告が
「複数の同級生からいじめを受けた」と認定し、中1当時の担任の注意義務違反、
安全配慮義務違反も認めたことは「被害生徒に寄り添うもの」としたうえで、
「女性が解離性障害を発症したこととの因果関係を認めなかったのは残念」
と指摘しました。
 そのうえで佐賀地裁判決を「画期的なもの」と評価しています。

 名古屋地裁一宮支部判決を受け、原告の女性は「これまで嘘つきだ、被害妄想だと
言われてきました。今回の判決でいじめの事実がみとめられたことがうれしいです」
とし、女性の母も「学校がきちんと対応してくれていれば、いじめ加害者を訴える
こともありませんでした」とのコメントを発表しています。
 学校の無責任体質が、どれほど被害者と家族を苦しめるものか。
 皆さんにもご理解いただけるものと思います。

 唐津市には、男性教諭らを懲戒処分としたのか、あるいは今後処分するのか、
問い合わせるメールを送りました。
 回答があり次第、お知らせします。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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