兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

第三者機関のあり方について(その19)

[ 2013/12/10 08:31 ]
 2013年12月7日付毎日新聞宮城版は

 東日本大震災の津波で、石巻市立大川小学校の児童・教職員84人が死亡、
行方不明となった問題で、第三者機関「同小事故検証委員会」が6日、児童の
遺族が検証への参画などを求めた公開質問状に対する回答を示した。
 遺族と同委をつなぐコーディネーターについて、遺族が選出することなどを
提案した。
 質問状は、検証の進め方に不信感を抱いた遺族が、先月30日の第7回会合
で提出。学校管理下の事故における責任の所在と事実情報の根拠を明らかにした
上での議論▽検証委への遺族の参加や両者を仲介するコーディネーターを設置
すること−−など5項目について、同委の見解と改善策を示すよう求めていた。
 同委は、コーディネーターの設置について、「一部の遺族のみではなく、
幅広く多くの遺族との間をコーディネートすることが必要。遺族の総意で
適任者を選出し、設置してほしい」と提案した。

と報じました。

 これについて、6年生だった次女を亡くした佐藤敏郎さんは
「本来、事務局を務める社会安全研究所(東京都新宿区)の首藤由紀・代表取締役が
コーディネーターの役割を果たすべきだが、果たしていない」とし、
「遺族が情報や思いを伝えようと事務局や調査員に話してきたが、その内容が
室崎益輝委員長(関西学院大学教授)に伝わっていない」と、検証委の機能不全に
ついて指摘しました。
 そのうえで佐藤さんは、
「検証委員が『なかなか理解をいただけない』とか『してきたつもりですが、
意図に反して』という発言を繰り返している。この部分を改善するためにこそ、
コーディネートが必要」と強調しました。

 また『あのとき、大川小学校で何が起きたのか』(青志社)の共著者、
加藤順子さんは
「検証委側は、コーディネーターの意義について理解できていないのではないか」
としたうえで、
「従来、室崎委員長が『コーディネーターの設置は考えていない』としていたことを
考えれば、一歩前進かもしれない。しかし今回の提案も遺族への丸投げで、責務を
果たしていない」と批判しています。

 第8回検証委員会は12月22日10時30分から、宮城県石巻合同庁舎
(石巻市東中里1-4-32)5階大会議室で行われます。
 なお石巻市は社会安全研究所に検証委の運営費として、すでに5700万円を
支払っています。
 「指導死」親の会の代表世話人、大貫隆志氏は
「各地で設置されている第三者委について、費用の使途を検証すべきだ」
と指摘しています。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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