兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

ジェントルハートプロジェクト、シンポジウムを開催

[ 2013/09/23 12:08 ]
 2013年9月22日付産経新聞は

 いじめ防止に取り組むNPO法人「ジェントルハートプロジェクト」
(川崎市)は21日、いじめ問題に関する児童生徒へのアンケート結果
を発表した。いじめ被害者のうち「死にたい」と思ったことがある
子どもが3人に1人に上った。
 昨年10月~今年5月、同法人が講演会に訪れた小中高校で調査票を
配布。15都道府県の児童生徒約8400人が回答した。
 いじめの被害経験があるのは、38%の3215人。小中高校別では、
小学生は49%、中学生35%、高校生29%だった。
 被害者のうち当時「つらくて死んでしまいたいと思ったことが、とてもあった」
と答えたのは11%の336人、「少しあった」は24%の773人だった。
 ジェントルハートの武田さち子理事は「きっかけがあれば、どの子も
命を絶ってしまう可能性がある。言葉や冷たい態度を取るだけのいじめでも
深刻に考えないといけない」と話した。

と伝えました。

 これは同法人が13年9月21日、東京都内でシンポジウムを開催した際、
公表したものです。
 上記アンケートの結果を分析した小林麻衣子氏(筑波大学大学院)は、
「加害・被害両方の経験がある子は全体の18.2%だが、大人から
『やられた時はやり返してもよい』または『やり返すぐらいの強さも必要』
と教えられた子が加害・被害両方を経験している割合は小学生で44.7%、
中学生では54.2%に達している」ことを明らかにしました。

 これについて同法人の小森新一郎代表理事は
「いじめとは加害者の問題だ。加害者がいなくなれば、いじめはなくなる。
大人の言動こそが、いじめの連鎖を招いているのではないか」
との見方を示しました。

 また同法人の篠原真紀理事は、事後対応のあり方について言及し、
「大津市をきっかけに、各地で第三者による調査委員会を設置する動きが
広まっているが、第三者委への信頼性を担保するためにも委員の半数は
被害者家族の推薦によるべきだ」
としたうえで、
「最も重要なのは、だれのために、なにを目的として調査を行うのか、
ということだ。亡くなった子の人権と名誉の回復をめざすべきで、川崎市
教育委員会の担当者は亡くなった子に寄り添った調査を実施してくれた
と思っている。調査委の形態が問題なのではない」
と強調しました。

 小林氏も
「事実を知ることは、被害者家族が生きていくために必要なことだ」
と述べました。

 なお川崎市教委の対応につきましては、当ブログ12年11月2日付記事
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201211-15.html
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201211-14.html
および12年11月11日付記事
http://shunichimori.blog130.fc2.com/blog-date-201211-8.html
も、併せてご参照いただけましたら幸いです。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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