兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

保護者の知る権利について(その41)

[ 2013/09/21 19:14 ]
 当ブログ2013年8月29日付記事、文科省への陳情について(その3)
の続報です。

 13年9月18日付読売新聞奈良版は

 橿原市で3月、市立中学1年の女子生徒(当時13歳)が自殺した問題で、
同市と市教委、遺族側は17日、原因調査のための第三者委員会について、
新たに外部団体の推薦を基に選任し直すことで合意したと発表した。
 市教委は、既に設置した第三者委の全委員4人を同日付で解任した。
 「年内をめどに調査を終えたい」としている。
 新委員4人は2人を弁護士とする。いずれも日本弁護士連合会の推薦を
受け、1人は市教委が、もう1人は市教委と遺族側が合意の上で選ぶ。
残る2人は、いじめや学校問題の専門家とし、県教委が日本教育学会や
日本生活指導学会などに推薦を依頼。市教委と遺族側が相談して決める。
 第三者委は、調査で明らかになった事実に関して中学や市教委の対応の
考察、再発防止の提言なども行うとし、市は提言の実現のために必要な
措置を講じるよう努めるとしている。
 吉本重男・市教育長は「一日も早い真相究明と再発防止のため、遺族の
協力が得られるよう第三者委の正常化が重要と考えた」とし、女子生徒の
父親は「やっとスタートラインに立ったかなという気持ちだ。公平中立な
第三者委には協力する」と話した。
 第三者委を巡っては、遺族側が、橿原市の元顧問弁護士らが委員になった
ことに反発。委員を6人に増やし、半数を遺族側の推薦で選んで、市長
直属で新設することを求めていた。

と報じました。

 遺族の要望を頑なに拒んでいた橿原市教委が、歩み寄る姿勢を示しました。
 女子生徒の母親は、
「100%納得ではないですが、なんとかスタートラインに立てそうです」
とコメントしています。
 ご遺族の粘り強い働きかけが功を奏したものであり、敬意を表します。

 こうした動きとは対照的なのが兵庫県です。
 07年5月24日、龍野高校女子テニス部の練習中にリサさんが倒れ、
心肺一時停止による低酸素脳症を発症し、遷延性意識障害という重篤な
後遺障害が残るに至った事故について。
 学校管理下で行われていた部活動中に発生した事故であるにもかかわらず
調査もせず、保護者の要望に耳を貸すこともなく、説明も謝罪もしないまま
6年以上が経過していることに鑑みれば。
 全国の6000人を超える市民が中立性・公正性・透明性を担保した第三者委
を設置して事故の全容解明に努め、実効性ある再発防止策を策定するよう
二度にわたって要望しても、これに応えていないという事実を勘案すれば。
 兵庫県には「県民の人権を最優先に守る」という意識がない、と判断せざるを
得ません。
 皆さんは、いかがお考えですか?
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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