兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

剣太の会in東京(その2)

[ 2013/09/13 08:55 ]
 2013年9月12日付毎日新聞「発信箱」で、落合博論説委員が

 2020年夏季オリンピック・パラリンピック開催地が東京に決まった。
 ブエノスアイレスの高級ホテルで最終プレゼンテーションが行われる
約10時間前、地球の反対側にある東京のビルの一室で小さな集会が
開かれた。
 09年8月22日の朝、工藤剣太さんはいつも通り元気に家を出た。
 当時、大分県立竹田高校2年生。だが、母親の奈美さんが昼食用にと
作って持たせてくれたおにぎりを食べられなかったばかりか、帰宅する
こともできなかった。
 剣道部の主将だった剣太さんは学校で行われた部活中に倒れ、亡くなった。
死因は熱射病とされた。
 今年3月、大分県などに損害賠償の支払いを命じた大分地裁の判決文を
読んで体が震えた。
 顧問の男性教諭は高温の中、激しい練習によって意識障害を起こして
倒れている剣太さんにまたがり、「俺は何人も熱中症の生徒を見てきている」
「演技をするな」「目を開けんか」などと言いながら、平手打ちを繰り返した。
 暴力と、医科学を無視した根性論が17歳を死に至らしめた。
 判決は顧問と副顧問の過失は認めたが、国家賠償法に基づき個人の
賠償責任は認めなかった。両親は福岡高裁に控訴した。
 7日に初めて東京で開かれた集会「剣太の会」で奈美さんは話した。
 「公務員というだけで、なぜ2人は法に守られ、個人の責任を負わないのか。
この事件を知ってほしい。私たちの闘いに力を貸してください」と。
 7年後のメダル量産に向け、有望な10代を発掘、育成するプロジェクトが
始まる。自身の評価も求めて、子どもたちを駆り立て、追いつめる指導者が
現れないか。「安心、安全」は学校でこそ実現されなければならない。

と書いています。


 暴力も熱中症も、学校での発生件数をゼロにしなければなりません。
 それは教師の意識を高めることで実現できます。
 保護者は、子どもが安全な教育環境にあって、心身ともに健康に成長する
ことを期待して、毎日学校に送り出しています。
 すべての教師には、生徒と保護者の信頼に応えるべく全力を尽くす責務が
あります。
 職責を果たす気がないのであれば、即刻教壇から立ち去るべきです。
 そして行政が、注意義務・安全配慮義務を懈怠した教師を擁護することは、
住民に対する背信行為です。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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