兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

剣太の会、文科省に要望書を提出

[ 2013/09/10 06:20 ]
 2013年9月7日付大分合同新聞は

 2009年8月、竹田高校剣道部の部活中に熱射病で倒れて死亡した
工藤剣太君=当時(17)=の両親らでつくる「剣太の会」は6日、
部活動中の暴力の根絶や熱中症対策などを、文部科学省に申し入れた。
 父英士さん、母奈美さんら9人が東京・霞が関の同省を訪問▽生徒が
部活動で命を落とすなど重大な過失があった教員は懲戒免職にするよう、
教育委員会を指導▽問題を起こした教員が異動する際、管理責任者間の
情報共有の徹底▽教員の熱中症の座学や救命措置研修の実施--など
7項目を求める要望書を、体育・青少年スポーツ担当の参事官に手渡した。
 終了後、省内で会見した英士さんは「教委に対する指導はできるが
強制力はないと言われた。文科省はもっと影響力のある機関であって
ほしい」と指摘。奈美さんは「悲惨な死に方をする子どもや、こんな
悔しい思いをする家族が出てはいけない。息子の事件のひどさを全国の
人に知ってほしい」と訴えた。

と報じました。

 英士さんは
「今夏も大分県内の高校剣道部で、2日連続で部員に熱中症を発症させた
顧問教諭がいた。熱中症は命にかかわる非常に危険なものだが、現場の
意識があまりにも低いことに強い憤りをおぼえる。教師に対する指導を
充実させれば熱中症は未然に防止できる」
と訴えました。
 また
「剣太は、なんらかの罰を受けなければならないようなことは、なにも
していない。Sの行為は体罰ではなくて暴行だ。事故報告書の提出には
保護者の同意が必要、と制度を見直すべきだ」
と述べ、要望書に対して2週間以内に文書で回答するよう求めたことを、
明らかにしました。

 会見に同席した「『指導死』親の会」代表世話人・大貫隆志氏は、文科省が
「独立行政法人・日本スポーツ振興センターが、災害共済給付制度に
基づいて集計している熱中症に関するデータを検証し、調査研究を行う。
熱中症の根絶を目指す」
と表明したことを、明らかにしました。
 これについて、「剣太の会」代表の渡邊和美さんは
「熱中症の根絶を目指すのはいいが、ではなにをいつまでに実行するのか、
という具体的な説明はなかった」
と述べ、大貫氏も、
「文科省が主体となって現状の把握に取り組むわけではない。これで
実効性ある再発防止策が講じられるのか。なんとも歯がゆい」
と疑問を呈しました。

 なおSが、前任校でも生徒に対して暴行を繰り返していたことに
つきましては、当ブログ12年6月18日付記事をご参照いただけましたら
幸いです。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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