兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

裁判について(その2)

[ 2010/06/29 10:41 ]
 被告・兵庫県は、
(1)「高校生の部活動に顧問が立ち会う義務はない」
(2)「07年5月24日の練習内容は、特にハードなものではなく
妥当な内容だった」
との立場で、原告とは全面的に争う姿勢を示しています。

(1)については、繰り返し指摘しているように文部科学省の
見解と大きく異なります。
(2)についても、当時の練習内容について、保護者に十分な
説明をしないばかりか、調査も検証も第三者に意見を求めることも
一切ありませんでした。
 にもかかわらず、「妥当な内容だった」と、なんの根拠もない
空論を主張しています。これは大問題です。

 繰り返し指摘しますが、I前校長は、ご両親の再三の申し入れにも
かかわらず面談に応じようとはせず、一切の説明をしていません。
 そして事故発生直後から、
「学校管理下で発生した事故だが学校には責任はない。不満がある
なら裁判を起こせ!」と言い放っていました。
 リサ父は
「I前校長に説明を求めて電話をかけたところ、通話中に一方的に
切られたことも、一度や二度ではありません」と、憤懣やるかたない
様子で証言しています。
 要するに、学校の責任において克明な調査を行い、事故が発生するに
至ったメカニズムを究明したうえで、保護者に対して誠実に向き合う
という、あたりまえのことを実行する意思などなかったと推定できます。
 
 最初から調査も報告もする意思がない校長が、身内である県教委に
おざなりの事故報告書を提出しておしまい、ということでは、
リサさんもご両親も、納得などできるはずがありません。
 リサ父は、龍野高校および県教委の対応について
「娘に『早く死ね』と言わんばかりの、きわめて冷酷なもの」
と、強く非難しています。

 やはり兵庫県教委はもとより、文科省からも独立した
第三者調査委員会を設置し、徹底的に捜査することが不可欠だと、
ぼくは考えます。
 徹底した調査によって原因を究明しないかぎり、再発防止策を作成
することも、被害者の救済も、できるわけがないのです。
 そして人間は、うしろめたいことがなければ、包み隠さず正直に
話します。
 隠蔽工作を働くということは、うしろめたいことがあるから、
と推定せざるを得ません。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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