兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

竹田高剣道部事故、控訴審始まる

[ 2013/07/21 14:44 ]
 当ブログ2013年6月25日付記事の続報です。

 13年7月18日付毎日新聞大分版は

 県立竹田高校剣道部の元主将、工藤剣太さん(当時17歳)が
練習中に熱射病で死亡した事故で、工藤さんの両親が元顧問らに
8600万円の損害賠償を求めた控訴審の第1回口頭弁論が17日、
福岡高裁(木村元昭裁判長)であった。
 母奈美さんは意見陳述で「息子を死に至らしめた元顧問ら2人に
責任を負わせてください」と訴えた。

 1審の大分地裁判決(13年3月)は、09年8月、学校の剣道場で
練習中に倒れ死亡した工藤さんについて、顧問と副顧問の過失を認め
県などに約4700万円の支払いを命じたが、2人については
「国家賠償法では公務員個人は責めを負わない」として請求を棄却した。
両親は棄却に納得せず控訴した。
 4月から2人の賠償責任の認定を求める約3万人分の署名を集め、
17日に福岡高裁に提出した。
 弁論後、記者会見した父英士さんは「国家賠償法で悪質な公務員が
守られるのはおかしい」と語った。

と伝えました。

 奈美さんは陳述のなかで、
「剣太が熱中症を発症した時点で病院へ搬送し、十分な処置がなされた
にもかかわらず命を落としてしまったのなら、元顧問らを控訴することは
ありませんでした。
 しかし何度も命を救える場面があったのに暴力と暴言で練習を強要し、
救急車さえ呼ばなかった大人二人を、国の法律で守ることの意味が
わかりません。
 学校教育の一環である部活動中、元顧問は瀕死の状態で倒れている
生徒に馬乗りになり往復ビンタを繰り返しました。
 これが学校の外で行われていたのであれば、現行犯で逮捕されます。
 こうした行為の責任が問われなければ、同じことが繰り返されます。
 責任感のかけらも感じられない公務員が放置されるという非常識を、
国家賠償法の『常識』にしないでください」
と訴えました。

 原告弁護団は記者会見で、
「署名が3万人を超えた。これは本事案が全国的にも注目を集めており、
なおかつ一審判決に疑問を持っている市民が大勢いる、という証拠だ」
と述べ、民法学者に意見書の執筆を要請する意向を明らかにしました。
 次回口頭弁論は10月18日13時30分から福岡高裁502号法廷で
行われます。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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