兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

兵庫県教育委員会の暴挙について(その2)

[ 2013/03/14 13:15 ]
 当ブログ2013年3月8日付記事の続報です。

 兵庫県教育委員会が発行した
「平成23年度兵庫県優秀教職員実践事例集」には、片寄八朗氏が
相生市立小学校で道徳の授業について担当教諭に指導した、
とあります。
http://www.hyogo-c.ed.jp/~kyoshokuin-bo/23jireishu/all.pdf

 これによると、「文部科学省指定道徳教育実践研究事業」として
「命を大切にする心をはぐくむ教育」を推進するにあたって、
「生命を尊重する心や自立心を育むことを目的」として道徳の授業を
行うに際し、「元神戸市立板宿小学校長」の片寄氏に助言を仰いだ
ということです。

 片寄氏は05年度、神戸市立小の5年生男子(当時)が同級生らから
暴言・暴行を受け、多額の金品を要求されるといういじめ恐喝事件が
発生したときの校長でした。
 そして「板宿小学校」は、片寄氏が上記のいじめ恐喝事件が発生した
小学校に着任する前の勤務先です。

 上記いじめ恐喝事件の被害児童が、その実態を訴えても、当時の担任と
生徒指導係教諭は
「いじめられる側にも責任がある」
と個室で、1時間以上にもわたって説教をしました。
 当時の教頭に至っては、
「(いじめられていると)いちいちそんなことばっかり言いに来るから、
よけいにいじめられます。もっといじめられても教頭先生は知りませんよ!」
と突き放したというのです。

 この男子は今春高校を卒業しましたが、当時を「生き地獄」と表現し、
何度も自殺を考えていました。
 ぎりぎりのところで踏みとどまり、事態を重くみた保護者が校区外の学校に
転校させたために事なきを得ました。
 
 12年9月24日。
 この男子と保護者が林弘伸・神戸市教育委員会指導部長と面談した際、
片寄氏にも同席するよう申し入れていました。
 しかし片寄氏は
「今は、意見を述べる立場にありません」
として面談に応じませんでした。

 確認しておきます。
 片寄氏が求められているのは「個人的な意見を述べる」ことではなく、
事情を説明したうえで謝罪することです。
 しかし面談に応じなかったのですから、もちろん説明も謝罪もしていません。

 上記の相生市立小が、いかなる理由と経緯によって片寄氏に「助言を仰ぐ」
ことになったのかはわかりません。
 しかし「命を大切にする心をはぐくむ教育」を推進するに際して助言し、
教諭を指導する立場として片寄氏が適役か、疑問が残るところです。

 なお片寄氏は06年度末をもって依願退職しましたが、07年4月1日付で
神戸市立禅昌寺保育所長に就任しています。
 すなわち神戸市職員としての地位は完全に保全されていた、という事実を
付言しておきます。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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