兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

隠蔽と捏造(その10)

[ 2013/02/17 19:16 ]
 2013年2月13日付毎日新聞長崎版は

 長崎市立小島中で04年3月、安達雄大君(当時14歳)が
自殺した問題で、文科省統計での「自殺の理由」を現在の
「その他」から「教師の叱責」に変更するよう求めていた遺族に
対し、長崎市教委は12日、「変更できない」と回答した。
 一方で統計の様式が06年に変更されたことから「生徒が
置かれていた状況」として「教職員から厳しく叱責を受けていた」
などと追加報告する考えを示した。
 安達君は04年3月10日に校内でたばこを持っているのを
見つかり、教師から生徒指導を受けた後に飛び降りた。
 
 市教委は当初、「転落事故死」と報告。
 07年に両親に伝えないまま「自殺」と修正報告したが、
自殺の理由については「その他」としていた。
 安達君の母和美さんは「自殺の理由を変えられないという
市教委の主張は、子どもの命より、行政のメンツを守ることの
方が大切だと言っているのと同じだと気づいてほしい」と話した。


と伝えています。

 これは当ブログ13年1月1日付、および1月9日付記事の続報に
相当するものです。
 馬場豊子・長崎市教育長が12年、NHK「追跡!真相ファイル」
の取材に対し、「自殺の理由」が
「統計上『0』が『1』になったところで、教師の意識が変わるわけではない」
と言い切ったこと。
 すなわち長崎市教委としては、生徒指導に関する「教師の意識を変える
よう指導する意思はない」と断言したことを、そのまま踏襲するものです。

 長崎地裁は08年6月、教師の指導と自殺には因果関係があったと認定
しています。
 司法の判断にも耳を傾けようとせず、ひたすら「ムラの論理」にこだわり
つづけようとする長崎市教委の姿勢は、大いに疑問だと指摘せざるを得ません。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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