兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

各地で子どもの人権を守る動き(その2)

[ 2013/01/31 08:16 ]
 2013年1月30日付東京新聞神奈川版は、

 いじめが原因の自殺で子どもを亡くした川崎市麻生区の
篠原宏明さん、真紀さん夫妻が二十九日、中原区の市教育会館で
開かれた市の校長研修で講演した。
 小中学校の校長ら約二百人を前に、夫妻は、体験を基に教員らが
誤りがちないじめへの対応を語った。

 夫妻の次男真矢さん=当時(14)=は、多摩区の市立中学三年だった
二〇一〇年六月七日に自宅で自殺した。
 真紀さんは、真矢さんが二年の秋、担任から「いじられキャラだ」と
連絡を受けた。
 「担任は『大丈夫か』と尋ねたというが、周囲に事実確認や加害生徒
への適切な指導はなかった。これで良かったのでしょうか」と、いじめに
対する感度が低かったと指摘した。
 真矢さんが亡くなった後、同校で外部講師が「生きたくても生きられない
命もあるから、命を大切にしよう」と講演したという。
 宏明さんはその際、真矢さんの友人が「命を粗末にした真矢が悪い
ことになってしまう。加害者こそ悪いのに」と涙ながらに訴えたことを
紹介した。

 「被害者にも責任がある」とする見方が根強いことに、宏明さんは
「人と違った点があってもいじめてよい理由にならない。いじめる側が
百パーセント悪い」。
 その上で「人の心、体を攻撃すると死に追い詰めることがある、と
子どもたち自身に考えさせることが重要だ」と訴えた。

 篠原さん夫妻は、NPO法人「ジェントルハートプロジェクト」(川崎区)
に参加して全国の集会で講演してきたが、今回は市教育委員会の
働き掛けで、初めて現職校長らの前で語った。熱心にメモを取り、
うなずきながら聞く姿に「気持ちを伝えられて良かった」と述べた。
 向丘小(宮前区)の江間薫校長は「担任のちょっとした言葉が後悔に
つながると知った。職員にしっかり伝える」と話した。


と伝えています。


 ある公立中学校長は、
「教師とは、『生徒とともに学ぶ、生徒に学ぶ、生涯学ぶ』ことを実践
しなければならない職業だ」
と述べました。
 そして南部さおり・横浜市立大学医学部助教は、
「事故が起こって幸せになる人は、ひとりもいない」
と指摘しています。

 学校事故・事件を起こさないために、学ぶべきことは学んでほしい、
と切に願います。
スポンサーサイト
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

最新トラックバック