兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

第13回口頭弁論(その3)

[ 2012/12/17 00:08 ]
 リサ父への尋問は12年12月14日10時30分から12時00分まで、
リサ母への尋問は15時30分から16時15分まで行われました。

 リサさんは兵庫県立病院から姫路市内の民間病院を経て、
兵庫県立リハビリテーションセンターに転院しました。
 石原元秀氏は12年12月7日に行われた証人尋問で、
「リハビリテーションセンターの院長が(自身の)高校時代の友人なので、
リサさんの転院に際して便宜を図った」
と堂々と主張しました。
 しかしご両親は、これはまったく事実ではなく、ご両親が奔走した結果
実現したものであって、
「石原校長(当時)の仲介など一切なかった」
として、石原氏の証言を強く否定しました。

 また石原氏は07年度、龍野高校卒業生に送付した冊子のなかで
石原氏が進める「国際交流基金の設立」とともに「楠基金の設立」を掲げ、
寄付を要請していました。
 「楠基金」とは、旧制龍野中学生が卒業記念に植樹したクスノキが、
長い年月を経て腐食倒壊するおそれがあるため、樹木医に依頼してこれを
防ごうというものです。
 しかし冊子のなかには、部活動中にリサさんが倒れるという事故が発生
したことに関する記述は一切なく、事実を隠蔽し風化させようという、
あからさまな態度がうかがえるものでした。

 こうした事実を踏まえ、リサ父は高校に
「わたしの娘のいのちは、クスノキよりも軽いものですか?」
と問いかけました。
 これを石原氏が曲解し、あるいは恣意的に歪曲して
「保護者から基金の設立を求められた」
との風説をあちこちで吹聴することにつながりました。

 ご両親は周囲から心ないことを言われ、強いショックを受けたことを
明らかにしました。

 身に覚えのないことが、あたかも事実であるかのように独り歩きし、
しかもこれを多くの知人が鵜呑みにしている、ということから
「周りに味方はいない」
と思いつめ孤立感を深め、人目を恐れて近隣のスーパーに買い物に行く
こともできない、という状況にまで追い詰められたことを、切々と
訴えました。

 石原氏のプロパガンダが、見事に功を奏していたことをうかがわせる
エピソードであると同時に、石原氏がリサさんとご両親の人権を侵害し、
名誉を毀損していたことを示す、きわめて有力な証言でもあります。

(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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