兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

第12回口頭弁論(その4)

[ 2012/12/09 08:22 ]
 石原元秀氏は、2007年度龍野高校育友会(PTA)役員会において、
「リサさんが倒れたのは心筋炎という病気によるもので事故ではない。
したがって学校に責任はない」
「しかしリサさんの保護者は学校に責任があると強弁し、多額の金品を
要求されている」
「いくら説明しても納得してもらえない。要求が二転三転して、対応に
苦慮している」
と発言したことを認めました。
 こうした発言内容は虚偽ではないか、との質問に対しては
「事実を正確に伝えたまでだ」
と開き直りました。

 これに対して、07年度龍野高校育友会の役員が
「役員の大半は石原校長(当時)の発言を鵜呑みにし、リサさんの
ご両親に対する批判的な意見が相次いだ」
ことを証言しました。
 また元役員が
「心筋炎という病気が倒れた原因だったのなら、保護者はなんらかの
変化に気づいていたのではないか?」
と質問したところ、石原氏が
「前兆があったにもかかわらず、こんな結果になって残念だ」
と躊躇なく回答したことを明らかにしました。
 石原氏には虚言癖があるのではないか?と疑わせるようなエピソードです。

 元役員は、
「リサさんのご両親から話を聞いて、石原氏の説明が事実とはまったく
異なるということがわかった」
として、具体的には
「ご両親から『役員会に出席して話をさせてほしい』という要望があり、
福水会長(当時)がいったん了承したものの、直前になって拒否したこと」
「ご両親が、『ならば真意を伝えるための手紙を書くので、役員会で配布
してほしい』と依頼し、福水会長がこれを了承していながら、実際には
配布されなかったこと」
「一連の経緯は、自分たち役員にも伝えられず、ご両親に話を聞いて
初めて知ったこと」
などの事実を明らかにしました。

 そのうえで
「事実ではない風説を一方的に流布され、しかも反論の機会さえ与えられ
なかった。たいへん不公平で、リサさんのご両親はきわめて不当な扱いを
された。部活動中に発生した事故にもかかわらず、学校に責任はないと
いう石原氏の主張は信じられない。石原氏が誠実に対応していないことに、
同じ親として怒りをおぼえる。生徒も保護者も学校を信じている。その
信頼を裏切らないでほしい」
と訴えると、傍聴席にはすすり泣く声がさざ波のように広がっていきました。

 傍聴席には、リサさんの同期生である龍野高校61回卒業生も全国各地
から多数かけつけていました。
 彼ら彼女らは報告集会で、
「大好きなリサが、大好きなおじちゃんやおばちゃんが、あんなひどい校長に
つらい目に遭わされていると思うと、ほんとうにくやしい」
「当時を思い出してしんどかったが、ご両親はわたしたちより、もっとつらい
思いをしている。学校に非があったと認める、ちゃんとした判決が言い
渡されることを望んでいる」
と涙ながらに、それぞれの強い思いを明らかにしました。

 第13回口頭弁論は12月14日10時30分から神戸地裁101号法廷で、
ご両親と医師に対する証人尋問が行われます。
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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