兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

第12回口頭弁論(その3)

[ 2012/12/09 07:55 ]
 「全国学校事故・事件を語る会」の代表世話人、宮脇勝哉氏は
2012年12月7日、口頭弁論終了後の報告集会で
「法廷でさえなかったら、『もういっぺんいうてみい!』と
石原元秀氏を怒鳴りつけていた」
と述懐しました。
 それは石原氏が証人尋問で平然と、
「熱中症について聞いたことがない」
という、まさに驚天動地の発言をしたからです。

 宮脇氏は1999年7月、当時中1だった長男をラグビー部の
練習中、熱中症による多臓器不全で亡くしました。
 「息子のいのちを無駄にしたくはない」
という思いから文部科学省と折衝を重ねた結果、前述の
『熱中症を予防しよう-知って防ごう熱中症-』という資料の
刊行と配布にこぎつけました。
 またテレビなどの天気予報で、「熱中症注意情報」を伝えるように
なったのも、宮脇氏夫妻らの働きかけによるものです。

 石原氏の発言は、宮脇氏の思いを踏みにじるものです。
 そして教職にある者が、けっして口にしてはならないものです。

 さらに石原氏は、独立行政法人・日本スポーツ振興センターが
運営している災害共済給付制度についても、その規定を
「知らない」
と言い切りました。

 熱中症も災害共済給付制度も、生徒と保護者にとってきわめて
身近で重大な問題です。
 校長たるもの、「知らない」ではすまされないということは、
あらためていうまでもありません。

 宮脇氏は
「きょうの石原氏の証言で、説明責任を果たしていないことが明確に
なった。この問題の本質は、学校側の事後対応の悪さに尽きる」
と強く批判しました。

(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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