兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

隠蔽と捏造(その3)

[ 2012/11/29 09:09 ]
 NPO法人ジェントルハートプロジェクトは文部科学省に対し、
「事故・事件の発生後、3日以内に生徒たちにアンケート調査を実施する」
ことを求めています。
 これは同法人の小森美登里理事が1998年、一人娘の香澄さん(当時高1)
がいじめを苦にして自殺した際、その直後には加害生徒たちが
「まさかこんなことになるとは思わなかった」
と自らの非を認めて泣き崩れていたにもかかわらず、時間の経過とともに
態度が変わっていった、というきわめて残酷な経験をもとに訴えているものです。

 教育評論家の武田さち子さんは、
「聴き取り調査には問題がある」と指摘しています。
 その理由として
「亡くなった子どもと関係が深かった子ども。すなわち加害者、目撃者、
亡くなった子と親しくて相談を受けていた子どもの口封じをしてきた」
「しかも、聴き取りのときメモをとっているにもかかわらず、あとで遺族が
情報開示を請求しても、『メモはとっていなかった』あるいは
『とっていたが報告書を作成した時点で不要になったので廃棄した』と
言い訳している」
ことをあげています。

 武田さんは
「学校側が恣意的に情報を選別したり、改竄したりできないようにするためには、
アンケートや作文はきわめて重要なツール」
だと述べました。

 すなわち学校と行政は
「事実から目をそらし、ことの本質から論点をすりかえることに、きわめて長けている」
ということですし、そのためには手段を選びません。

 その例として、当ブログ11年12月18日付記事でもご紹介しましたが、
「保護者が言ってもいないことを、学校側が捏造して事故報告書に記載する」
という、まさに恥知らずな行為を躊躇することなく行ったこと。
 そしてこうした行為を行った教頭(当時)が、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で
逮捕されることもなく、いまも白日のもと堂々と街中を歩いていられる、
という事実を指摘しておきます。

 これはもちろん07年、石原元秀・龍野高校長(当時、現・岡山白陵中高校長)が
「リサさんには持病があった。倒れたのは病気のせいなのに、保護者は学校に責任が
あると強弁している」
「保護者には意を尽くして説明しているのに理解してもらえない。それどころか、
多額の金品を要求されて困っている」
など、まったく事実ではないことを周囲に吹聴し、リサさんとご両親の名誉をいたく
毀損したことも、同じ体質がなせるわざであることは論を俟ちません。

 だからこそジェントルハートプロジェクトは
「事故報告書に被害者や家族の意見を記載できる」
よう求めているのです。

 あらためて指摘しておきます。
 前述のような事案における、虚偽有印公文書作成・同行使はもとより。
 裁判所に出廷し、尋問において虚偽の証言をすることは、偽証という犯罪行為です。
 なぜ刑事事件として立件されないのでしょう?
 明らかな違法行為があった場合、教師たちを刑事告訴することを検討すべきでは
ないでしょうか?

(この項、つづく)
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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