兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

神戸市教委からの回答

[ 2010/06/07 21:42 ]
 5月30日、橋口秀志・神戸教育長に、

 05年に柔道部合宿中に亡くなった永原佑紀くんの裁判について
質問いたします。
 5月25日付産経新聞によりますと、「主張の一部について一定の
理解が得られたと判断した」とコメントされたとあります。
 主張の一部とは、具体的にどういうことでしょうか?
 だれが一定の理解を示したのでしょうか?
 そう判断した根拠は何でしょうか?
 再発防止策の具体的な内容はすでにまとまったのでしょうか?
 ご回答いただきたく、よろしくお願いいたします。

とのメールを送ったところ、6月7日19時38分にメールが届きました。
 以下に引用いたします。


 神戸市教育委員会です。
 ホームページからお問合せのありました件につきまして、下記のとおり回答さ
せていただきます。

1.訴訟について
 本件訴訟の中で、本市は「独立行政法人日本スポーツ振興センターから原告に
対して給付された『死亡見舞金』について、損害賠償請求権の額から控除すべき
である」と主張してきました。
 先月、神戸地方裁判所において、「独立行政法人日本スポーツ振興センターか
ら原告に給付された死亡見舞金は、損益相殺的は調整を図るべきであると解する
のが相当であり、原告の主張はいずれも採用することはできない」との判決があ
りました。
 こうしたことから、本市の主張の一部について裁判所から一定の理解が得られ
たと判断した次第です。

2.再発防止策について
 事故発生後、神戸市教育委員会では以下のように再発防止に向けて取り組んで
きました。
 まず、平成17年11月から、各分野の有識者による「部活動事故防止のための検
討委員会」を組織し、その結果を報告書としていただき、その報告書をもとに、
安全で安心できる部活動実施の指針となる「安全な部活動に向けて」の冊子を平
成18年5月に作成しました。
 また、平成18年からは毎年、中学校・高校の校長・教頭や各校の部活動代表顧
問を対象に、「安全な部活動に向けて」と題し、専門医による熱中症に関する研
修会を開催するとともに、その研修会資料を利用し各学校での「熱中症に関する
職員研修」の充実を図っています。
 さらに、平成20年度には、全神戸市立中学校に対して「熱中症防止グッズ(ス
ポーツドリンク、温湿度計、携帯酸素、熱中症発生のめやすグラフ)」を配布
し、合言葉『30度 25度・60% 1時間』を設定して、一層の注意喚起を図ると
ともに、平成21年度には『気をつけよう熱中症』のポスターを作製し、神戸市立
小・中・高校・特別支援学校、及び体育館等の公共スポーツ施設に対して配布し
ています。
 そして、平成22年4月には、神戸市新規採用教職員の初任者全体研修で専門医
による『熱中症』に関する講義を開始するなど、「熱中症の防止」について、神
戸市の教育機関全体へ広げて取り組んでいます。

 回答は以上となります。よろしくお願いいたします。


<担当>
神戸市教育委員会総務部教育企画課
        社会教育部スポーツ体育課

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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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