兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

筋金入りの隠蔽体質@大津市(その7)

[ 2012/09/22 06:10 ]
 2012年9月19日付朝日新聞に、

 大津市で昨年10月、市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、
当時の3年生の生徒指導担当だった教諭が自殺当日に作成した内部資料に、
男子生徒への暴力を「いじめ行為ととらえ、指導する」と記述していたことがわかった。
学校側はこれまで「自殺前にいじめを認識できなかった」と説明してきた。
 中学校の校長は18日夜、会見し、「今となっては、いじめを疑っていた教師がいた
可能性が高い」と述べた。

 遺族が市や同級生3人らに損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が18日、
大津地裁であり、こうした記述が市側が提出した資料にあった。
県警は7月、学校と市教委を暴行容疑で捜索し、教諭のノートなどを押収。
県警から提供されたコピーをもとにいじめと自殺の関係にかかわる資料を提出した。
 遺族側代理人によると、資料は「生徒指導連絡」。
昨年10月4日に「互いに手を出し合う」、翌5日に、同級生らが男子生徒を
「トイレに呼び、先に手を出して殴る」「担任が止めに入り、放課後指導する」と書かれ、
「『いじめ行為』ととらえ、男子生徒を被害者として指導する」という記述があった。

 市教委によると、10月5日に担任や学年主任が協議し、「けんかがいじめに
つながるケースが多く、見守っていこう」と話し合った。
校長は自殺当日の同11日午前、教頭を通じて3年の生徒指導担当だった教諭に
男子生徒について資料をまとめるよう指示。教諭は同日午後に校長に提出した。
 校長は「当時、このトラブルについてけんかと報告を受けており、いじめとの
記述は教諭の誤解と判断した」という。
ただ、今年9月以降に当時の2年生の教諭らに改めて聞き取りをしたところ、3人が
「いじめとして協議する必要があると思った」と答えたという。
越直美市長は「一部の教諭は(いじめの)認識があったのかもしれない、と個人的には
思う」と述べ、いじめの実態解明をめざす第三者調査委員会で調べる意向を示した。

という記事がありました。

 これがすなわち、父親がコメントで指摘した
「『いじめの事実』に関しては、息子の生前、すでにその認識があったという趣旨の記述」
に相当するものです。

 原告代理人の弁護士は記者会見で、「生徒指導連絡」について
「学校や市教委の、従来の主張と矛盾するもの」であり、原告はこれまで
「『学校側は、いじめと評価すべき行為を認識していた』と主張してきたが、
今後は『学校側は、いじめと認識していた』と主張を展開することになる」
と述べました。
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Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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