兵庫県立龍野高校テニス部事故を考えるウェブサイト

2007年5月24日、兵庫県立龍野高校テニス部の練習中に倒れ、いまも意識が戻らないリサさん。事故発生とその後の状況について検証し、ともに考えたいと思います。

龍野高校の体質について(その8)

[ 2010/06/04 05:44 ]
 09年7月、龍野高校は
「休学期間は2年までなので、復学届を提出しないと除籍処分にする」
と通告してきました。
 そして同月から授業料や修学旅行積立金などが徴収されるようになりました。

 皆さん、考えてみてください。
 リサさんは残念ながら授業を受けることも、修学旅行に参加することも
極めて困難な状況です。
 つまり受益者負担の原則からいっても、利益を享受していないわけですから
費用が発生するわけがありません。
 しかしご両親は、過去に休学中を盾に学校の敷地内に入ることを拒否された
経験があることから、授業料を払ってでも復学届を出すことにしました。
 また、医師から「音楽を聞かせるなど脳に刺激を与えることはプラスになる」
と聞いていたことから、
「学校内の音や生徒の声、部活動中の雰囲気を体験させてやりたい。また文化祭や
芸術鑑賞などのイベントの際には、必ず呼んでください」
と依頼しました。
 ところが09年9月。
 新学期が始まっても、新型インフルエンザが流行していたことを理由に、
リサさんだけが龍野高校への登校を拒否されました。
 そして09年11月、仕事中に偶然、たつの市内の音楽ホールを通りかかった
リサ父はびっくり仰天しました。
 まさに龍野高校芸術鑑賞会として、ジャズコンサートが行われていたからです。
 「あれだけ念を押したのに、なぜ連絡してくれないのですか!いますぐ自宅に
連絡するから、娘を参加させてください!」
と、リサ父は教師たちに懇願しました。
 しかし教師たちは、あいかわらず謝罪もせず、納得のいく説明もせず、
言を左右にするのみで、結局リサさんは芸術鑑賞会には出席できませんでした。
 K校長に面談を求めても「出張で不在」との答えでした。
 ところが翌日になると「妻と娘の看護のために休んでいた」と説明が変わっていました。
 これが、いい年をした大人のすることでしょうか?

 02年7月、当時高1で柔道部の合宿中に顧問教諭に投げられて急性硬膜下血腫を発症し、
今日に至るまで意識が戻らない埼玉県のSさんという方がいらっしゃいます。
 Sさんは09年5月に特別支援学校に転校するまで約7年、休学扱いになっていました。
 ぼくはSさんのお母さまから、
「休学中、授業料の納入を求められたことは1度もありませんでした」
との証言を得ています。
 そして、文部科学省初等中等教育局教育課程課のKさんという方からも
「国としては、休学期間に関する規定はしていない」との回答を得ています。
 これは当然です。
 なぜなら、休学期間を一定の期間に限定してしまえば、国民の教育を受ける権利を
侵害するおそれがあるからです。

 その後インフルエンザは終息しましたが、龍野高校は今度は
「受け入れ態勢が整っていない」と理由を変え、結局09年7月から10年3月までの
9カ月間、1日たりとも登校許可を出しませんでした。
 約束も守らず、法的根拠も乏しい主張を一方的に繰り返す龍野高校の対応に
失望したリサ父は、9カ月間の授業料その他の返還を求めました。
 ところが龍野高校の教職員は、「いったん納入されたものは返還できない」と
木で鼻をくくったような対応に終始しています。
 ぼくは、これでは詐欺、泥棒のそしりを免れえないと考えます。
 皆さんは、どうお考えですか?
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heppoko runner

Author:heppoko runner
 子どもは社会の宝です。
 なぜなら20年後、30年後の社会を支えてくれるのは彼ら彼女らであり、彼ら彼女らのいのちや権利を粗雑に扱うということは、すなわち日本の、ひいては人類の未来に対する責任を放棄することです。
 そんな無責任な態度は、断じて許されません。
 子どものいのちと権利を守るために、わたしたちはなにをしなければならないのか?なにをしてはいけないのか?
 いっしょに考えていただきたいと思います。

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